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21 大峰山

【ぐんま百名山 No.21】

大峰山(おおみねやま)


大峰山(おおみねやま)写真

 中腹には、本州最古ともいわれる浮島湿原のある大峰沼、モリアオガエルの生息地として知られる古沼がある。浮島及び古沼は、共に県の天然記念物に指定されている。

標高

1255m

関係市町村

みなかみ町

登山口

上牧駅

問い合わせ

新治観光協会 電話: 0278-64-0081

みなかみ町観光商工課 電話: 0278-62-2111

『わたしの百名山物語』(平成18年3月 群馬県発行)から

大峰山 (高崎市・関口高志)

 「モリアオガエル」その生息地の沼は水が渇れつつあり、浮島も湖底に付いてしまいそうだったが、堤の改修工事が行なわれ湖沼はうるおいを取り戻しつつあるようだ。沼畔にはキャンプ場ができてバンガローが建ち、南斜面には群馬サイクルスポーツセンターができた。北に連なる吾妻耶山との谷はノルン水上スキー場になった。そして山頂付近にはテレビ中継塔が立ち、自然保護と開発その狭間で生きる場を失いつつあったモリアオガエルには、益々棲みにくくなってきている。何とか人間と共存できないものだろうか。

 ハイキングにやってきた一家4人連れは、沼を廻りこんで大峰山に向かう。つづら折りの道にはあざみが背高く茂り、少年と少女の柔らかい腕を傷つけた。テレビ塔でおにぎりを食べ、樹木の茂る尾根道、鉄の階段、はしごを登り降りして沼へ戻ってきた。沼畔をひとめぐりして蛙の声に耳をすませた。だが、もみじの葉が風にざわめく音しか聞こえない。木の葉に産み付けられたモリアオガエルの卵はもう孵って水面に落ちただろうか。林道入口に停めた車へ戻る道すがら、いくつもの大木ホオノキの大きな葉が揺れ、それは帰る一家の振る手のようだった。

 

※登山や観光についてのお問い合わせは、上記問い合わせ先観光協会・町役場へお願いいたします。


このページについてのお問い合わせ

環境森林部自然環境課
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話 027-226-2872
FAX 027-243-7702
E-mail kanshizen@pref.gunma.lg.jp