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玉原パトロール報告309/月例観察会が始まりました!(2018年5月13日 沼田市)

月例観察会の様子写真
月例観察会に集まった人々
ブナ平の写真
ブナ平
ゲレンデの残雪の写真
ゲレンデの残雪
シャクナゲの写真
シャクナゲ
エゾハルゼミの羽化の様子写真
エゾハルゼミの羽化
 某経済新聞による「新緑輝く森のダムの絶景・散策したいブナ林10選」のアンケートで、白神山地に次いで玉原が全国2位になっていました。

 みなさんが玉原のブナで癒やされるのは望ましいことですが、入山者が殺到し、荒れていくのは必至です。コマーシャルが先行して、保護行政がついていけなくなることが心配されます。

 本年度の月例観察会が始まりました。天候は思わしくありませんが、待ちかねた人たちがたくさん集まりました。本年は残雪が早く無くなったので、鹿俣山ではアズナシャクナゲが咲き出したはずと、健脚組を募って登りました。

 ブナ平の新緑は、例年より10日ほど早く進んでいます。人間の目ではそれほど感じられないのですが、カメラを通すと淡いグリーンに染まっているのが確認されました。このライム色のような色は、柔らかいブナの葉が日を透かすからなのです。

 標高1,200メートルから鹿俣山頂(1,630メートル)まで、高低差が430メートルほどあります。そのためゲレンデ上部付近は芽吹きも遅く、スノーマシンで作られた雪がまだ残っていました。残雪を登っていると、「お金が落ちている~!」と報告があり、何と5枚も百円玉を見つけてしまいました。ゲレンデでは、雪解けと共に落とし物が発見されるらしいですね。

 鹿俣山のシャクナゲ群生地では、ジャストのタイミングで咲いています。しかも咲き始めで、シャクナゲの色合いが一番濃い時です。みなさん自分だけの美人さん(花)を見つけてシャッターを切っていました。

 足下に虫がいる~!と参加者が叫びます。ブナの枯れ葉に紛れて中型の蛾(が)がいました。名前が分かりませんでしたので、スマホで検索。エゾヨツメという名の蛾でした。エゾヨツメは春の三大蛾(イボタガ・オオシモフリスズメ・エゾヨツメ)の一つとされ、ファンの方たちの間では出会いたい蛾として注目の的だったのです。ラッキーな出会いでした。

 標高1,300メートルほどまで下りた付近からは、エゾハルゼミの羽化個体を探すことを目的として、全員で探します。雨が降っているのに羽化をするのか不安視をしていましたが、期待通り見つけてくれました。そして成虫も多数発見できました。

 エゾハルゼミは日射しが差し込まないと鳴きません。晴れて森がライム色に輝くと、小鳥たちの鳴き声も聞こえないほどの大合唱になるのです。

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