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町内文化財めぐり「歴史探訪」(2017年11月12日 前橋市)

講師の清水秀俊さんの写真
講師の清水秀俊さん
 前橋市北代田町自治会は、会長の引田秀雄さんをはじめとして、残された文化財から地域を見つめ直して郷土への誇りや理解を深めることを目的に歴史勉強会を開催しました。
 この勉強会では、学習奨励員の清水秀俊さんが講師となり、町内の文化財を巡りました。
北代田八幡宮の写真
北代田八幡宮
 まず初めに訪れたのは公民館敷地内にある北代田八幡宮です。
 神殿内には記録板が残されおり、それによると、この神社の創建は1802年のようです。
 社殿は総ケヤキ造りで、見事な彫刻が施されています。
道祖神と神楽殿の写真
道祖神と神楽殿
 北代田八幡宮前には道祖神があります。この道祖神は1775年に作られ、周辺集落の悪霊を退散させ、道行く人々を守る神様とされています。
 奥に見える赤い屋根の建物は神楽殿です。質素な御殿作りですが、かつて祭日にはここで「お神楽」が舞われていました。今では神楽を継承する人も絶えてしまい、神楽殿だけが昔の面影をとどめています。
庚申塔(左)と馬頭観音(右)の写真
庚申塔(左)と馬頭観音(右)
 道端にたたずむ庚申塔(こうしんとう)は、1794年に庚申講の信者によって作られたそうです。庚申講では、体の中に災いをもたらす虫がいると信じられ、60日ごとに訪れる庚申の日に仲間同士が集まって、一晩中飲食しながら過ごしたそうです。これは、庚申の日に眠りにつくと、虫が天に昇って天帝に悪行を報告し、天帝はその軽重によって寿命を決めると考えられていたからです。

 庚申塔の右にある馬頭観音は、馬が草を食べ尽くす様子から煩悩を食べ尽くす功徳があるとされ、一般的には馬など動物の無病息災の守り神として信仰されているようです。
秋葉様の写真
秋葉様
 秋葉様と呼ばれる石仏は「火伏せの神」とされ、かつて鍛冶屋さんがあった場所に祭られています。鍛冶屋は、農具や炊事に使う刃物など、日常生活に欠かせず、「火」を用いるため、火事に注意する必要がありました。

 こういった石仏は、旧集落の道筋にあるのが目につきます。祖先は何を願って作ったのか、何を信じて残したのか、郷土を見直し、自己を見つめるきっかけになりました。
 

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