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群馬県「憩の森」森林観察会(2017年11月11日 渋川市)

紅葉した木の写真
イロハモミジ
ダンコウバイの写真
ダンコウバイ
ヒュウガミズキの写真
ヒュウガミズキ
 紅葉が美しい「憩の森」で、第8回森林観察会が開催されました。
 今回のテーマは、「植物の冬支度」でした。講師の方から、植物が落葉する理由や葉が色付くメカニズムを教えていただき、落葉樹の森を散策しました。

 講師の方の話によると、気温が低くなると、植物の光合成速度や吸水力が低下するそうです。光合成速度が低下すると、植物の呼吸によるエネルギーの消費が生産を上回ってしまいます。また、吸水力が低下することで、葉から蒸散する水の量が多くなってしまいます。落葉は、これら二つの負担を解消するため起こるのだそうです。

 また、植物の葉が緑に見えるのは、葉緑素であるクロロフィルがあるためで、秋になり、日照時間が短くなると、これが分解されるのだそうです。葉緑素の分解によって、もともと持っている黄色色素のカルテノイドが現れると黄葉(おうよう)となり、タンニンなどの褐色色素が現れると褐葉(かつよう)に、糖類から赤色色素であるアントシアンが合成されると赤く紅葉するのだそうです。

 また、紅葉は、1日の最低気温が8℃くらいになると始まり、5~6℃なると急速に変化すると言われているそうです。美しい紅葉になる条件として、1日の寒暖差が大きいことがあげられます。標高700メートルの伊香保では、1日の寒暖差が大きいので、艶のある美しい紅葉が見られるそうです。

 落葉間近の葉は、それぞれの色素の割合により、微妙な色合いになります。その割合は季節の進み具合や樹木の個性によって異なり、葉の色彩は微妙に変化しています。憩の森では、講師の方の解説のおかげで、多様な紅葉を楽しむことができました。
 

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