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玉原パトロール報告299/ツキノワグマが登りました!(2017年9月17日 沼田市)

深閑としたブナ林の写真
深閑としたブナ林
クマ棚の写真
クマ棚
幹に残された爪痕の写真
幹に残された爪痕
ツキノワグマが登ったブナの木の写真
爪痕が残されたブナの木
 台風18号が接近しています。玉原は、台風が新潟佐渡付近を通過する時が一番影響を受けます。今回は、台風通過前の様子を確認するため、入山しました。

 天候は雨で、鹿俣山ルートは霧に包まれ深閑(しんかん)としています。
 このルートはツキノワグマの散歩道でもあり、いつもセンサーカメラに録画されています。「散歩」というより、常に餌を求めて歩き回っているのでしょう。今年は木の実のなりが悪く、玉原ではウワミズザクラが凶作で、ブナもたくさんの実りが期待できません。ミズナラのドングリも、不作かもしれない、と不安視しています。

 例年、ツキノワグマは、秋彼岸前に餌を求めて木を登ります。本日は、ブナの木でツキノワグマが木登りした痕跡を確認できました。
 遊歩道にブナの枝が散乱し、枝の隙間から木の最上部を見上げると、クマ棚が確認できました。幹を確認すると、横や斜め方向からの傷が上方まで確認できます。クマが木に抱きつき、後ろ足で幹を蹴って上っていくのでしょう。前足の爪痕は木に対して斜め横に、後ろ足の爪痕は縦方向についていました。
 下りるときに、足が滑ると熊も慌てるのでしょうか。グっと力を入れて爪を立てているのも確認できました。

 玉原のブナは豊作ではないので、これからミズナラにも登るのではないかと考えられます。ヤマブドウは豊作なのですが、人間の横取りが多いのです。森が豊かならば、ツキノワグマが里に下りることは少なくなります。人間による餌の横取りは、考えなくてはいけませんね。

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