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街角アート・この女性像の「想(おも)い」とは(2017年9月8日 桐生市)

レンガを積んだ建物の写真
レンガを積んだ建物
鉄格子の中の女性像の写真
鉄格子の中の女性像
 明治・大正時代の商家や織物工場が立ち並ぶ、桐生天満宮近くに、桐生新町重要伝統的建造物群保存地区があります。このレトロな雰囲気に包まれたエリアを歩いていると、レンガ積みの小さな建物を見つけました。鉄格子をはめ込んだその建物の中には、赤いドレスの木彫りの女性像が置かれていました。

 女性は静かにまぶたを閉じていて、胸のところで小さく腕を組んでいます。
 この作品は、丸尾康弘さんという彫刻家が2005年に制作した「想い」という作品でした。

 鉄格子の中で女性は何を思うのだろう…それに、鉄格子には獄舎のような圧迫感を感じない…などと思い、彫刻家のことが気になって調べてみました。

 丸尾さんは、市内の無鄰館(むりんかん)にアトリエを構え、群馬と故郷の熊本を拠点に活動していた彫刻家でした。全国各地で個展を開き、上毛芸術奨励賞を受賞しています。その作品は、「持仏として一人ひとりに語りかけ、そこに私たちの命の求めて止まない世界を暗示し続けている」、「『大自然を敬い、人間を憂う』この世界観はアートだけでなく哲学と言えるかもしれない」(桐生タイムスの紹介記事)などと評されていました。

 作者に会って「想い」の制作意図を尋ねたいと無鄰館を訪れてみましたが、丸尾さんは熊本に転居された後で、残念ながら会うことはかないませんでした。
 

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