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早川明利オブジェ展 2011.3.11以後のオブジェ「地球の記憶」(2015年8月18日 高崎市)

早川明利オブジェ展の写真
展示作品の写真1
展示作品の写真2
展示作品の写真3
展示作品の写真4

 高崎市シティギャラリー2階第四展示室にて、8月14日(金)から19日(水)まで、「早川明利オブジェ展 2011.3.11以後のオブジェ『地球の記憶』」が開催されており、最終日に近い18日(火)に行ってきました。
 早川さんは、愛知県瀬戸市出身の陶芸家で、2003年に高崎市旧倉渕村に移住して「からす窯」を開きました。畑で野菜を作り、工房で焼き物を制作しながら生活しているそうです。
 大学卒業後は、出版編集の仕事をしたり、NGOヒマラヤ技術協力会のプロジェクトに参加してネパールを訪れたり、インドの大学で2年間にわたって日本語非常勤講師として務めたりと、いろいろなことを経験されたそうです。筆者と面識ができた頃は、自分の家や焼き物の工房を、ほぼ全行程自分で造ってしまう「セルフビルド」に取り組まれていました。ちょっと考えられないほど、型破りの方で、異彩な個性あふれる作家さんです。

 早川さんは、旧倉渕村への移住以前に、岩手県東磐井郡の山村で暮らしていたことがあり、東北への熱い思いをもっているそうです。そのため、東日本大震災と福島第一原発事故に一人の人間として衝撃を受け、強い志をもって作品を発表しています。
 2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原発事故から4年と5カ月が過ぎました。これまで、一つ一つの作品は発表してきましたが、並べての展示は初めてとなります。作品はいずれも組作品となっています。

  • 作品1『嘆き、悲しみ、おろおろと』
    9体の土人形が並んでいる作品です。
  • 作品2『メルトダウン』
    4基のオブジェが溶けていくさま(メルトダウン)を表しています。
  • 作品3『our planet 地球の記憶』
    8個の球体が、衛星のようにリング状に並べられています。中央のガラス瓶の中の黒いものが灰です。
  • 作品4『our planet』
    『地球の記憶』の球体を単体で作品にしたものです。
  • 作品5『地球の記憶1945-2011』
    『メルトダウン』と同じオブジェを54個、1945年から2011年まで時系列に並べたものです。 

 早川さんからは、「4年前のあの日、私たちは何を考え何を思ったでしょうか、作品とともに今一度、振り返ってみましょう」というメッセージがありました。
 また、本展は早川さんの個展ですが、高崎シティギャラリー1階では第49回群馬平和美術展が同時開催されており、早川さんは昨年に続けてこちらにも出品しています。作品は、インスタレーションの『PROTEST/抗議』です。

展示作品の写真5

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