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浴室タイル等の着色について

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

Q(質問)浴室のタイルや便器の内側などが桃色になるのですが、水道水が原因でしょうか?〔タイル等の着色〕

A(回答)浄石鹸カスや汚れに繁殖した雑菌の色素が原因と考えられます。

 水道水は消毒されているため、細菌やかび等の雑菌は存在しませんが、空気中には様々な雑菌が浮遊しています。浴室のタイルや便器の内側は水がたまりやすく、石けんカス、湯あか、汚物などで汚れやすいため、空気中の雑菌が付着し、繁殖しやすくなっています。雑菌のなかには繁殖に伴って桃色や黄色の色素を作るものがあり、その代表的なものにセラチア菌(霊菌)があります。セラチア菌は健康な人には無害と言われていますが、抵抗力が落ちている人に感染すると肺炎等の原因になります。

 着色してしまった場所は、まず水でよく洗い、熱湯か塩素系漂白剤で消毒して下さい。ただし、浄化槽を設置している場合は、浄化槽の機能を損うことがありますので、漂白剤の使用は避けてください。

 雑菌は温度や湿度などの条件さえ整えば、また繁殖します。浴槽やトイレは換気を十分に行い、日常の手入れをこまめに続けてください。

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