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職域でのがん検診・人間ドックについて

更新日:2012年2月2日 印刷ページ表示

職域でのがん検診・人間ドックについて(事業主の皆様へ・従業員の皆様へ)

1 事業主の皆様へ

 職域での、健康診断や人間ドックは実施していますか。事業の持続的な発展のためには、従業員が健康で働ける環境が大切です。
 健康診断や人間ドックにかかる費用は、事業に必要な福利厚生費として、控除の対象にもなっています。

 群馬県がん対策推進条例の第五条では、事業者の責務を以下のとおり定めています。

第五条 事業者は、従業員ががんを予防し、又は早期に発見することができ、本人又はその家族ががん患者となった場合であっても働きながら治療を受け、療養し、看護し、又は介護することができる環境の整備に努めるものとする。

 2 事業者は、県又は市町村が講ずるがん対策に関する施策に協力するよう努めるものとする。

 定期的に検診を受けられる環境を整え、一人ひとりの健康への意識を高め、また、がんになっても共に働くことができることが、がんに負けない群馬県づくりに繋がります。
 事業者の皆様には、大切な人材を守るために、従業員の方が安心して働ける環境づくりへの協力をお願いします。

2 従業員の皆様へ

 お勤め先では、がん検診は実施されていますか。がん検診を受診できる方は、定期的にがん検診を受け、自身の健康に気を使っていきましょう。

 もし、お勤め先で検診が実施されていない場合には、お住まいの市町村で、非常に安い金額でがん検診を受けることができます。
 がん検診の受診には、予約が必要な場合がありますので、毎年送られてくる検診のお知らせに目を通し、自分の受診可能な日時を確認してみましょう。

 また、去年受けたから、今年は受けなくてもいいと思っている方はいませんか。
 がんは早期発見することにより、治る病気になってきましたが、早期がんのうちに発見できる期間は、たったの1年~2年だけです。

 がんにかかってしまうと、肉体的にも精神的にも、金銭的にも大きな負担が生じ、自分を取り巻く環境も大きく変わってしまいます。検診を受けない理由には、「たまたま受けていない」「必要な時はいつでも医療機関を受診できるから」「面倒だから」といった理由があげられていますが、がんが早期で発見できなかった場合のデメリットは非常に大きなものです。

 がんについてもう一度考え、あなた自身のため、そしてあなたを心配してくれる人のためにも、がん検診を受けましょう。