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浸水家屋等の清掃作業における感染症予防について
更新日:2019年10月16日
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浸水した建物の清掃作業では、ケガや感染症を防ぐため、次のことに注意しましょう。
作業時の服装
- 清掃時は、丈夫な手袋や底の厚い長靴などを着用しましょう。
- 長袖、長ズボンで作業しましょう。
- ほこりを防ぐため、ゴーグルやマスクを着用しましょう。
- 作業後には手を洗いましょう。
清掃時のポイント
感染症予防の基本は清掃と乾燥です。汚泥を取り除き、しっかり乾燥しましょう。また、ドアや窓を開けて換気しましょう。
消毒
- 汚泥がついたまま使用すると、消毒薬の効果が弱まります。泥などの目に見える汚れを洗い流すか、拭き取ってから消毒薬を使用してください。
- 原則として、屋外(床下、庭など)の消毒は不要です。
次亜塩素酸ナトリウム
- 0.02%~0.1%に希釈して使用します。
- 漂白作用や金属を腐食させる作用があります。色落ちが気になる場所や金属面に使用する場合は、消毒後、水で二度拭きしてください。
消毒用アルコール
- 70%以上の濃度のものを原液のまま使用してください。
- 火気のある場所では使用しないでください。
逆性石けん(10%塩化ベンザルコニウム)
- 0.1%に希釈して使用します。(0.02%~0.1%)
参考資料
被災した家屋での感染症対策(厚生労働省)<外部リンク>