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住宅用火災警報器を設置しましょう。

更新日:2018年3月27日 印刷ページ表示

住宅火災による死者の多くは、「逃げ遅れ」によるものです。
火災の早期発見や安全で早い避難は、大切な命を守るためにとても重要なことです。

群馬県では、平成20年6月1日からすべての住宅に「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられました。

「住宅用火災警報器を設置しましょう。」の画像

なぜ住宅用火災警報器の設置が必要なのでしょうか。

住宅火災における死者の発生状況の特徴について知ると、住宅用火災警報器の設置が必要なのかがわかるかと思います。

群馬県内における建物火災(住宅火災)について

はじめに、群馬県内における「建物火災」とその一部である「住宅火災」の推移です。

建物火災と住宅火災の推移グラフ画像

建物火災の内訳である「住宅火災」は、建物火災の約半数を占めるものです。

住宅火災による死者数

次に、住宅火災による死者数を表したグラフです。

住宅火災による死者数グラフ画像

各年の死者数の約3分の2が、住宅火災によるものです。

過去5年間の経過別死者数

次に、過去5年間の住宅火災における経過別死者数を表したグラフです。

経過別死者数グラフ画像

住宅火災による死者の半分が「逃げ遅れ」によるものです。
火災は、人が起きている時間帯に多く発生しますが、火災による死者は就寝時間帯に多くなっています。

住宅火災における死者の年齢区分割合

年齢区分割合グラフ画像

高齢者(65歳以上)の方の割合が高くなっているのがわかるかと思います。

高齢者の割合

下のグラフは、住宅火災における高齢者の割合です。

高齢者の割合グラフ画像

高齢者が占める割合は6割以上と高い数値を示しています。

時間帯別死者発生状況

次のグラフは時間帯別死者発生状況を表したものです。

時間帯別グラフ画像

グラフを見てわかるとおり、就寝時間帯での死者の発生率が高いことがわかると思います。

まとめ

就寝中や体の衰えなどで、火災から素早く逃げる事ができない方もいると思います。
そのような人たちを火災の被害から守るために「住宅用火災警報器」の設置が重要となってきます。

また、火災につながる煙や熱を「住宅用火災警報器」が感知して、いち早く逃げる事ができるほか、早く気がついたことによって火災に至らなかったケースもあります。

大切な命を守るため「住宅用火災警報器」を設置しましょう。

その他

総務省消防庁では、住宅防火に関する内容について専用サイトを設けています。
詳しくは、下のバナーをクリックしてください。

住宅防火対策専用サイト(外部リンク) <外部リンク>

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