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ウインドーガラスが割れない自動車用緊急脱出ハンマー

概要

 乗車中の事故や災害時にウインドーガラスを破壊し、自動車から緊急脱出するために使用する自動車用緊急脱出ハンマーを試しに使ってみたら、ウインドーガラスが割れなかったとの相談があったため、独立行政法人国民生活センターへ商品テストを依頼しました。

商品テスト結果(独立行政法人国民生活センター商品テスト報告書より)

 現在、国内には自動車用緊急脱出用ハンマーの性能に関する規格・基準がないため、ドイツGSマーク認証試験を参考にしたウインドーガラス破砕テストを行いました。

 その結果、相談品では2箇所の金属ヘッド(使用した側、未使用側)でウインドーガラスを叩いたところ、いずれもウインドーガラスを割ることができませんでした。

 一方、相談品と別ロットの同型品ではウインドーガラスを割ることができました。

 相談品と同型品の金属ヘッド先端部の硬さ(HV)(注)をマイクロビッカース硬さ試験で比較したところ、相談品の金属ヘッド先端部は2箇所ともHVが250以下で、同型品(HV約820)と比較して著しく低い数値でした。

 このことから、相談品の金属ヘッド先端部はウインドーガラスを破壊するために必要な硬さを有していなかったと考えられます。

 (注)工業材料の硬さを表す尺度の一つで、押し込み硬さの一種。単位はなく、HVの値が大きいほど材料が硬いことを表します。

注意点

 ハンマーの金属部分において、焼入れ・焼戻しといった熱処理が不十分で硬度不足のものがあるため、使用時にガラスを叩いても割れないおそれがあります。

対応

 相談品については、次のとおり事業者が自主回収していますので、同型式品をお持ちの方は使用しないでください。

 輸入販売元:株式会社えむ.しー.じゃぱん

 相談品と同じ時期に入荷したエマージェンシーハンマーは販売が終了しているため、平成24年4月27日付で同社ホームページに告知(外部リンク)し、現在の販売品(エマージェンシーII)と無償交換しています。

 独立行政法人国民生活センター

 ホームページにて依頼内容、調査結果、解決内容を情報提供しています。(外部リンク)

 国土交通省

 ホームページにて事業者による自主改善の実施について情報提供しています。(外部リンク)

当該品の外観(持ち手の色はオレンジ色と黄色があります)
当該品の外観(持ち手の色はオレンジ色と黄色があります)写真

このページについてのお問い合わせ

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