平成25年度 ぐんま農業新技術

1.トマトの熱風乾燥加工技術

(農業技術センター:企画部・農産加工係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))

 完熟トマトをカットし、熱風乾燥することで、外観・風味の優れる乾燥加工品ができる。カットの仕方により異なる食感の乾燥加工品となり、くし切りにしたものは、戻して用いる調理素材に向き、輪切りにしたものはそのまま食べるスナック感覚の加工品としても活用できる。

2.イチゴ「やよいひめ」の熱風乾燥加工技術

(農業技術センター:企画部・農産加工係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))

 イチゴ「やよいひめ」のPRのためには、周年活用できる加工品の開発が必要である。そこで、「やよいひめ」の鮮紅色、形、甘味と酸味のバランスに優れた食味、芳香を活かした乾燥加工品の製造方法を確立し、乾燥食品としての販売、及び製菓素材等の新たな用途開発に資する。

3.ブルーベリーの熱風乾燥加工技術

(農業技術センター:企画部・農産加工係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))

 大きさ毎に選別した冷凍果実に前処理を施し、熱風乾燥することにより、ブルーベリー本来の食味を活かした乾燥加工品ができる。前処理後、糖液浸漬処理を行うことで、甘味を増すことができる。

4.県育成品種等を利用したブルーベリー酢の製造

(農業技術センター:企画部・農産加工係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))

  県育成品種である「あまつぶ星」「おおつぶ星」を原料として、もろみを作る。次に、もろみを入れた容器を30度に保温し、酢酸発酵を行う。これにより、すっきりとした味わいと濃い紫色が特徴のブルーベリー酢が少量の仕込みでも製造できる。

5.いもの部位別処理による新たな生いもこんにゃくの製造方法

(農業技術センター:企画部・農産加工係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))

 こんにゃくいものシュウ酸結晶含量は部位別に異なっている。こんにゃくいもの部位別に異なる処理をすることで、シュウ酸含量が少なく生いもらしい食味のこんにゃくが製造できる。

6.早期多収で省力化が可能なスモモの樹体ジョイント仕立て栽培

(農業技術センター:園芸部・果樹係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))

 スモモの樹体ジョイント仕立て栽培は、優良側枝が確保できるため早期多収が可能である。また、側枝を一定方向に配置するため樹形が直線的となり、人工受粉やせん定等の管理作業時間を慣行の二本主枝栽培より27%短縮できる。

7.水稲品種「ゆめまつり」の高品質安定生産技術

(農業技術センター:東部地域研究センター 連絡先 電話 0276-72-0355)

 適正施肥量は、基肥窒素量6kg/10アール、追肥窒素量(穂肥)2kg/10アール程度とする。収穫適期は、出穂期からの日平均気温の積算温度(以下積算温度)1,000度~1,150度までとする。積算温度1,000度に対応する帯緑色籾歩合は、20%である。

8.高機能絹糸を生産する遺伝子組換えカイコの稚蚕共同飼育所を活用した繭生産システム

(蚕糸技術センター:蚕糸研究係 連絡先 電話027-251-5142 )

 高機能絹糸(蛍光、超極細、抗菌性等)を生産する遺伝子組換えカイコ繭を大量生産するため、稚蚕共同飼育所のロータリー飼育機を活用し、4人作業で1回に6万頭のカイコを飼育できる壮蚕桑葉育・繭生産システムを確立した。

9.河川におけるコクチバスの対策手法

(水産試験場:水産環境係 連絡先 電話 027-231-2803 )

  県内河川で初めてコクチバスの再生産を確認した鏑川では、春から初夏の5月を盛期に暖流域の浅い障害物周りに産卵床は作られる。メス親魚は約1万粒もの卵を有するが、釣りによりオス親魚を効率的に捕獲することで産出卵ないし、ふ化仔魚の大幅な減耗と拡散防止を図ることが可能である。また、釣りは産卵期以降も有効な捕獲方法であるが、本種の活性が低下する晩秋以降の捕獲は望めない。

10.人工水路を用いたイワナの移動性の検証

(水産試験場:川場養魚センター 連絡先 電話 0278-52-2007 )

  樹脂製水槽を等間隔に9個連結した人工水路を川場養魚センター内に設置してイワナの移動性試験を行った。交配(在来個体群の精子を導入したイワナの系統)と継代(長期継代飼育したイワナの系統)を用いて遡上性と移動性を比較したところ、系統により移動性に違いがあり、放流効果を高めるには系統の特性を考慮した対応が必要であることが示された。

11.河川における適応能力が向上したイワナ種苗の作出

(水産試験場:川場養魚センター 連絡先 電話 0278-52-2007 )

 長期継代飼育したイワナ(以下「継代」という)のメスに在来個体群のオスを交配し新たに系統(以下「交配」という)を作出した。交配の飼育成績は継代と遜色なく、河川放流後の残存率は交配が継代よりも高くなった。したがって、在来個体群の精子を導入することにより、河川における適応能力が向上した種苗を作出できる可能性が示唆された。

12.飼料用籾米および食品製造副産物の乳牛への給与技術

(畜産試験場:大家畜係 連絡先 電話 027-288-2222 )

 飼料用籾米や茶飲料残渣、トウフ粕およびビール粕等の食品製造副産物は、輸入穀物である圧片トウモロコシおよび圧片大麦の代替として、濃厚飼料中に85%混合しても、飼料摂取量、乳生産および乳牛の健康に問題がなく利用できる。

13.国産飼料原料を利用した低価格養鶏飼料の開発

(畜産試験場:中小家畜係 連絡先 電話 027-288-2222)

 飼料用玄米を主体としアミノ酸を添加した低蛋白質飼料を採卵鶏に給与し、通常の飼料と比較した結果、生産性に影響は見られず飼料コストも低減できる。

14.トウモロコシ不耕起播種機を利用した飼料作物の低コスト栽培

(畜産試験場:資源循環係 連絡先 電話 027-288-2222)

 トウモロコシ不耕起播種機は、トウモロコシ以外の飼料作物も播種できる。ソルゴー型ソルガムの播種は、1粒点播が正確かつ高能率に行えるため、播種量が散播標準量の2割程度でも、1本あたりが肥大するので収量は確保される。このほか、スーダングラスやエンバクなどの播種作業にも応用できるため、播種量の低減効果による低コスト生産が可能となる。

15.牛ふん堆肥と液肥を活用した飼料用イネ・オオムギ二毛作栽培体系における高収量生産技術

(畜産試験場:資源循環係 連絡先 電話 027-288-2222 )

 牛ふん堆肥を利用した飼料用オオムギおよび乳牛曝気尿液肥を利用した飼料用イネ生産は、追肥を効果的に行うことで収量並びに粗タンパク質含量が向上する。この方法により同一水田で栽培実証を行った飼料用イネーオオムギは、年間合計実乾物収量が2,000kg/10アール以上を生産できる。

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