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豚流行性下痢(PED)について
更新日:2021年7月14日
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令和3年4月29日、中部地域にてPEDが発生しました(令和2年9月以降2例目)。
1 本県の状況について
*農林水産省の方針に基づき各年9月以降、翌年8月までの新規発生を新たな数として公表
令和2年9月以降
例目 | 飼養頭数 | 通報日 | 当初の状況 | 発生確認日 | 現在の状況 |
---|---|---|---|---|---|
1例目(中部) | 約2,400頭 | 12月16日 | 繁殖豚1頭で下痢、1頭で嘔吐 | 12月16日 | 非発生農場復帰 |
2例目(中部) | 約2,300頭 | 4月28日 | 哺乳豚84頭で嘔吐下痢 | 4月29日 | 非発生農場復帰 |
死亡豚の累計:令和3年4月30日現在 0頭
令和2年8月以前
- 発生状況(令和元年9月から令和2年8月まで)
- 発生状況(平成30年9月から令和元年8月まで)
- 発生状況(平成29年9月から平成30年8月まで)
- 発生状況(平成28年9月から平成29年8月まで)
- 発生状況(平成27年9月から平成28年8月まで)
- 発生状況(平成26年9月から平成27年8月まで)
- 発生状況(平成26年4月から8月まで)
2 豚流行性下痢(PED)とは
- ウイルスが感染することにより、豚が下痢を起こす病気です。
下痢やおう吐により10日齢以下の子豚は高い確率で死亡しますが、繁殖豚や肥育豚の死亡はまれで、一過性の下痢で治ります。 - 豚特有の病気であり、人への感染はありません。
- 口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザのように、家畜伝染病予防法で殺処分を義務づけられている家畜伝染病ではありません。
- 治癒した豚は出荷することが可能です。
PEDの詳細情報や、国内外の発生状況などについては、農林水産省のページで確認できます。
豚流行性下痢について(農林水産省ホームページ)<外部リンク>
3 対策について
PED感染豚の導入及び感染豚の糞便に汚染された車両等の持ち込みによって、農場に病原体が侵入すると考えられています。
そのため、車両の消毒など、予防対策の徹底をお願いいたします。
- 【養豚農家向け】PED対策リーフレット(PDFファイル:114KB)
- 【運搬業者向け】PED対策リーフレット(PDFファイル:125KB)
- 【建設業協会向け】PED対策リーフレット(PDFファイル:123KB)
- 【参考】車両等消毒に係る消毒液の適正(PDFファイル:35KB)
- PEDの感染防止対策チェックリスト(運搬業者用)(PDFファイル:224KB)
- ワクチンによる免疫効果を十分に発揮させるために(PDFファイル:193KB)
- PEDウイルスを効率的に殺菌するために(PDFファイル:160KB)
PEDが疑われる症状(通常とは異なる下痢、おう吐等)が確認された場合は、すみやかに家畜保健衛生課へご連絡ください
- 中部農業事務所 家畜保健衛生課:(電話)027-288-0371
- 西部農業事務所 家畜保健衛生課:(電話)027-362-2261
- 吾妻農業事務所 家畜保健衛生課:(電話)0279-75-2240
- 利根沼田農業事務所 家畜保健衛生課:(電話)0278-24-3888
- 東部農業事務所 家畜保健衛生課:(電話)0276-45-2041