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主要農作物作況調査報告
水稲、小麦について作況ほを設置し、地域別・時期別の作況等を把握することにより、気象の変化等に対応した技術対策を公開します。
作況調査は、水稲が7~10月の各月15日、小麦が2~6月の各月20日に実施しています。
水稲 令和6年産第1回 生育概況
早期:生育は順調で、出穂期は平年並~やや早まると見込まれる(コシヒカリ)。
早植:生育は概ね順調。高温で経過しているため、藻類・ガス害の発生が多い。
普通期:移植後高温で経過しているため、植え傷みや除草剤による薬害、藻類・ガス害の発生が多い。
令和6年産水稲の作況調査結果と当面の技術対策(7月15日現在)(PDF:627KB)
水稲 令和6年産第2回 生育概況
早期:コシヒカリの出穂期は平年より4日程度早まった。出穂後の高温の影響による白未熟粒や胴割粒の発生が懸念される。
早植:出穂期は平年並~5日程度早まり、中山間地では早い傾向である。高温による葉色の低下や下葉の枯れ、赤枯れ症が散見される。
普通期:出穂期は平年並~やや早まる見込み。麦跡ほ場ではガス湧きや赤枯れ症が目立ち、熱風による葉先の枯れが散見される。
令和6年産水稲の作況調査結果と当面の技術対策(8月15日時点)(PDF:333KB)
水稲 令和6年産第3回 生育概況
早期:コシヒカリの成熟期は平年より4日早まった。白未熟粒や胴割粒の発生で品質は平年より劣り、収量は平年並~やや少ない見込み。
早植:コシヒカリ、ひとめぼれの成熟期は平年より4~7日程度早まった。出穂後の高温の影響で白未熟粒、胴割粒による品質の低下が懸念される。
普通期:あさひの夢の出穂期は平年並~2日程度早まった。紋枯病、もみ枯細菌病がやや多い。
令和6年産水稲の作況調査結果と当面の技術対策(9月15日時点)(PDF:373KB)
水稲 令和6年産第4回 生育概況
早期:コシヒカリの成熟期は平年より4日早まった。収量は平年並~やや少なく、品質は白未熟粒や胴割粒の発生で平年より劣る。
早植:コシヒカリ、ひとめぼれの成熟期は平年より2~7日程度早まった。収量は平年並~やや少ない見込みで、品質は白未熟粒や斑点米カメムシによる被害粒により、平年並~やや劣る。
普通期:あさひの夢の成熟期は平年並~5日程度早まった。収量は平年並みの見込みで、白未熟粒等による品質低下が見られるが、早植栽培よりも被害は少ない。
令和6年産水稲の作況調査結果と当面の技術対策(10月15日現在)(PDF:620B)
小麦 令和7年産第1回 生育概況
11月播種ほ場の生育は順調に進んでいるが、12月播種ほ場の生育は乾燥により発芽が遅れ、播種時期による生育差が広がっている。
令和7年産小麦の作況と麦類の当面の技術対策(2月20日現在)(PDF:521KB)
小麦 令和7年産第2回 生育概況
乾燥傾向であったが、3月の降雨により11月播種ほ場の生育は平年並になっている。12月播種ほ場は依然生育が遅れている。分げつはやや多く、草丈は短い傾向。現在の作柄は「並」が見込まれる。
令和7年産小麦の作況と麦類の当面の技術対策(3月20日現在)(PDF:605KB)
小麦 令和7年産第3回 生育概況
乾燥傾向で生育は緩慢であったが3月以降の高温、降雨により、各麦種の出穂期は平年並から3日遅い程度となった。現在の作柄は「並」が見込まれる。
令和7年産小麦の作況と麦類の当面の技術対策(4月20日現在)(PDF:456KB)
小麦 令和7年産第4回 生育概況
成熟期は平年並からやや遅くなる見込み。3月以降は降雨量が多く、倒伏や赤かび病、うどんこ病が平年より多く見られる。現在の作柄は「並」が見込まれる。
令和7年産小麦の作況と麦類の当面の技術対策(5月20日現在)(PDF:319KB)
小麦 令和7年産第5回 生育概況
小麦の成熟期は平年並となった。収量は平年並からやや良、品質は平年並み。出穂期以降の降雨により、赤かび病やなまぐさ黒穂病が平年よりやや多く見られる。作柄は「並からやや良」が見込まれる。
令和7年産小麦の作況と麦類の当面の技術対策(6月20日現在)(PDF:343KB)
水稲 令和7年産第1回 生育概況
早期:生育は順調で、出穂期は平年並からやや早まると見込まれる(コシヒカリ)。
早植:生育は概ね順調。高温で経過しているため、藻類、ガス害の発生が多い。
普通期:移植後低温多雨で生育緩慢だったが回復傾向。その後高温で経過しているため、植え傷みや除草剤による薬害、藻類、ガス害の発生が多い。
令和7年産水稲の作況調査結果と当面の技術対策(7月15日現在)(PDF:574KB)