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群馬県の野菜生産について

 群馬県では、恵まれた自然条件や立地条件を活かし、年間を通して多彩な野菜生産が行われており、全国でも上位の野菜生産県として首都圏への重要な野菜供給産地となっています。野菜の作付面積は19,100ヘクタールでここ数年はほぼ横ばいですが、産出額は近年増加傾向となっており、平成28年は前年より35億円増加の1,070億円で、平成5年に並び過去最大の金額となりました。
 野菜は、県の農業産出額の約4割を占め、本県農業の中で重要な位置づけにあります。今後も平成28年3月策定の「『野菜王国・ぐんま』推進計画」に基づき、関係者が一丸となって、重点8品目と地域推進品目を中心とした生産振興に取り組みます。

野菜の作付面積及び農業産出額の推移グラフ画像
野菜の作付面積及び農業産出額の推移

群馬の野菜生産の強み

標高差

 標高10 ~ 1400メートルに耕地が広がり、標高差を利用して様々な野菜が年間を通じて生産されています。
 利根沼田・吾妻地域の中山間地・高冷地では、夏の冷涼な気候を活かした野菜生産が盛んです。
 中部・西部・東部地域の平坦地では、露地野菜に加え、冬場の施設栽培も盛んです。

首都圏に位置する地の利

 群馬県は大消費地の100km圏内に位置しています。
 また、農産物の主な輸送路である高速道路網(関越・上信越・北関東自動車道等)も整備され、おいしい野菜を新鮮なうちに食卓に届けることができます。

冬から春の長い日照時間

 恵まれた気象条件を有し、10 ~3月の日照時間は全国1位(平成28年度)です。

全国における位置づけ

 平成28年の本県の野菜産出額は全国第6位、作付面積は第5位となっています。

平成28年農業産出額(野菜)の全国順位グラフ画像
平成28年農業産出額(野菜)の全国順位
平成28年作付面積(野菜)の全国順位グラフ画像
平成28年作付面積(野菜)の全国順位

生産量が全国上位の品目

 本県において、生産量が全国5位に入る20品目のうち、16品目が野菜でありバラエティ豊かな野菜生産が、本県農業の特色となっています。

  • 全国第1位:キャベツ
  • 全国第2位:きゅうり、えだまめ、ふき
  • 全国第3位:はくさい、ほうれんそう、レタス、なす
  • 全国第4位:スイートコーン、やまのいも、ちんげんさい
  • 全国第5位:ねぎ、こまつな、ごぼう、にら、しゅんぎく

県重点8品目について

 県では、生産が盛んで基幹的な品目である「きゅうり」「トマト」「なす」「いちご」「キャベツ」「ほうれんそう」「レタス」「ねぎ」の8つを重点品目に位置づけ、戦略的な生産振興を図っています。

きゅうり

きゅうりの写真
きゅうり
  • ハウスを利用して、促成(1~6月出荷)と抑制(9~ 11月出荷)の2作型を組み合わせた栽培が行われています。
  • 平成19年から始まった県統一規格共計販売により、安定出荷と有利販売が行われています。
  • 主な産地は板倉町、前橋市、館林市、伊勢崎市、桐生市などです。

トマト

トマトの写真
トマト
  • 平坦地域でのハウス促成栽培(1~6月出荷)と、冷涼な中山間地域での雨よけ栽培(7~ 10月出荷)が行われています。
  • 高糖度のフルーツトマトや加工向けの契約栽培など、特徴のある生産も行われています。
  • 主な産地は中山間地域の沼田市、昭和村、片品村、平坦地の伊勢崎市、みどり市などです。

なす

なすの写真
なす
  • 無加温ハウスを利用した半促成栽培(3~7月出荷)と、露地栽培(6~ 11月出荷)により、長期にわたり出荷されています。
  • 露地栽培は、新規栽培者が取り組みやすい品目として新たな産地が形成されています。
  • 主な産地は伊勢崎市、前橋市、高崎市、みどり市、富岡市などです。
平成28・29年には、群馬県産夏秋なすの出荷量が日本一になりました。

いちご

いちごの写真
いちご
  • 平坦地から中山間地まで広く施設栽培が行われ、12月から7月まで出荷されています。
  • 県育成促成品種「やよいひめ」をはじめ、業務用需要が高い県育成半促成品種「おぜあかりん」等が栽培されています。
  • 主な産地は藤岡市、昭和村、富岡市、館林市、太田市、前橋市、渋川市、沼田市などです。

キャベツ

キャベツの写真
キャベツ
  • 高冷地で生産される夏秋キャベツ(7~ 10月出荷)は、日本一の生産量を誇ります。冷涼な気候を活かした高品質なキャベツが生産されています。
  • 冬春キャベツも、生産量は少ないものの、平坦地を中心に、主に業務加工向けに栽培されています。
  • 主な産地は中山間地域の嬬恋村、昭和村、長野原町、平坦地の伊勢崎市、前橋市などです。

ほうれんそう

ほうれんそうの写真
ほうれんそう
  • 秋から冬(10 ~3月)にかけての出荷量が年間出荷量の約65%を占め、県内の平坦地から中山間地まで広く産地が形成されています。
  • 雨よけハウスの周年栽培により、雇用を導入した企業的な大規模経営体が育成されています。
  • 主な産地は中山間地域の昭和村、平坦地の太田市、伊勢崎市、前橋市などです。

レタス

レタスの写真
レタス
  • 北毛の高冷地で生産される夏秋レタス(5~ 10月出荷)は、年間出荷量の約90%を占めています。
  • 栽培管理の機械化により経営の大規模化が図られています。また、平坦地でも、業務加工向けの契約栽培が行われています。
  • 主な産地は中山間地域の昭和村、沼田市、長野原町などです。

ねぎ

ねぎの写真
ねぎ
  • 秋冬ねぎ(10 ~3月出荷)が年間出荷量の約80%を占めています。また、西部地域の下仁田ねぎは全国的にも有名です。
  • 生産拡大が期待される品目として、各地域で積極的な生産振興が図られています。
  • 主な産地は平坦地の前橋市、太田市、伊勢崎市などです。

地域推進品目について

 重点品目以外にも、県内5地域ごとに、地域の特徴を活かして盛んな生産が行われている品目を、地域推進品目として選定し、各地域で積極的に振興しています。
 今後も「『野菜王国・ぐんま』推進計画」に基づき、重点品目、地域推進品目、県育成品種を中心に、地域の立地条件や生産環境を活かした特徴ある生産・販売により、戦略的な振興を行うとともに、産地間の連携を強化し、県内野菜の安定供給体制の確立を図ります。

地域推進品目一覧(平成30年1月)

  • 中部(前橋):ブロッコリー、えだまめ
  • 中部(渋川):ブロッコリー、ちんげんさい、パプリカ
  • 中部(伊勢崎):ブロッコリー、えだまめ、にら
  • 西部(高崎):たまねぎ、ちんげんさい、ブロッコリー
  • 西部(藤岡):たまねぎ、カリフラワー
  • 西部(富岡):たまねぎ、ブロッコリー、にら
  • あがつま:ズッキーニ、スイートコーン、えだまめ、さやいんげん
  • 利根沼田:だいこん、えだまめ、ふき、うど、こまつな
  • 東部(太田):すいか、やまといも、えだまめ、こまつな
  • 東部(桐生):ブロッコリー
  • 東部(館林):はくさい、にがうり

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このページについてのお問い合わせ

農政部蚕糸園芸課
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話 027-226-3124
FAX 027-243-7202
E-mail sanshien@pref.gunma.lg.jp
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