本文
審査委員長 池田 政治(東京工科大学 デザイン学部長)
選定審査を終え、今年度も選定商品と受賞商品を選定することができました。選定者ならびに受賞者の方々に、まず「おめでとう」を申しあげます。日常の生活の中で「視る」楽しみ、「使う」楽しみを与えてくれるのがデザインです。優れたデザインは、生活に潤いをもたらし、生活の仲間として私たちの心を豊かにしてくれるものです。
今年度も100点をこえる応募がありました。審査の基準は、生産性や価格の面に加えて、視て楽しく、使って楽しく、生活に新鮮な変化を与えてくれるものかどうかです。応募商品の中から今年は、75点の商品が選定となりました。選外となった商品の中にも、まだまだ今後、改良を加えればさらに良くなる可能性を持った商品も多くあります。大賞と優秀賞に選ばれた商品は、優れたデザイン性が高く評価されました。今後は、これを使って下さる皆様の日常の厳しい審査があります。さらに良いものに成長し、花開いてくれることを期待しています。
文化は、つくる人、育てる人、それを伝える人たちによってより豊かなものに育っていきます。
今年度選ばれた商品の中から、一つでも多くの商品が群馬を代表するまさに「グッドデザインぐんま」の商品として、全国へ広がっていくことを願っています。
池田 政治 (東京工科大学 デザイン学部長)
金井 訓志(画家)
茂木 一司(群馬大学 教育学部教授)
田中 麻里(群馬大学 教育学部准教授)
大西 景子("BOX&NEEDLE" 代表)
笛田 浩行((公財)群馬県産業支援機構 専務理事)
中村 希望(羽鳥国際特許商標事務所 弁理士)
宮崎 信雄(ぐんま総合情報センター 所長)
小林 雄二郎(群馬県産業経済部工業振興課 課長)