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道路景観すっきり計画と県内の日本風景街道

更新日:2017年3月15日 印刷ページ表示

道路景観すっきり計画

目的

 日本の道路は、通って楽しむものから、早く移動したり、危険なので近寄りにくいものとなり、道路から見られる景色は必ずしも良い資質があっても生かしきれない状況となっている。また、道路の整備方法についても、県民と行政が協働して進めなければ、多様化している県民意識や要望に対応しにくくなっている。
 そこで、沿道の方々との協働による協議会形式での計画を策定し、沿道と一体となった道路空間における景観整備を推進する。

範囲

 計画対象地域においては、沿線住民や自治体等が構成する「道路景観すっきり計画策定協議会○○地区部会」等を設立し、部会で決定された範囲とする。その中で、群馬県管理道路部分を対象とし、沿線と一体となった道路景観整備計画を策定する。

県内の策定状況

 西吾妻地域で活動している日本風景街道「浅間・白根・志賀さわやか街道」のエリア及び甘楽町小幡地区、みなかみ町谷川地区において計画を策定し、地域と一体となって整備事業を推進している。

県内の日本風景街道の取り組み

日本風景街道とは

 日本風景街道の活動は、地域住民や企業と行政の協働により、次の4つの視点でそれぞれの地域が取り組む新しい道路空間づくりです。

  1. 道の担う役割の復古・再生
  2. 地域の資産の活用
  3. 新たな、多様な価値の創造
  4. 使われ方の負の遺産の清算

この活動は、沿道の景観を良くするだけではなく、地域の財産を守り、育み、活用するまちづくりと、そこに人々を招くためのみちづくりを一体的に行おうという道路から地域づくりへ広がる新しいプロジェクトです。

基本方針

 自然、歴史、文化、風景などをテーマとして、「訪れる人」と「迎える地域」の豊かな交流による地域コミュニティの再生を目指した、美しい街道空間の形成

舞台と利用者

  • 沿道も含め幅広い地域を対象
  • 地方部、都市部等の全ての地域をカバー
  • 「既に美しい街道」の磨き上げと「美しくなりうる街道」の掘り起こし
  • 自動車、自転車、歩行の3つのモードに対応

連携

  • 公民の協働などさまざまな主体の連携
  • 祭りやイベントなど沿道のざまざまな活動との連携

県内の状況

 現在、県内で日本風景街道に登録されているルートは次の3ルート。

  • 風景街道 関東第1号 「浅間・白根・志賀さわやか街道」
  • 風景街道 関東第10号 「浅間ロングトレイル」
  • 風景街道 関東第17号 「谷川岳ゆけむり街道」

各ルートの紹介

浅間・白根・志賀さわやか街道

  • 地域のねらい
    2県6町村の枠組みを超えた広域連携による観光振興と、四季を通じてダイナミックに変化する魅力的な景観や自然との調和を図る地域への発展を目指す。
  • 活動エリア
    国道146号、国道299号、鬼押しハイウェーなどを中心とした道路
    (群馬県)中之条町、長野原町、嬬恋村、草津町
    (長野県)軽井沢町、山ノ内町

「風景街道サミットinあさま」の様子写真
「風景街道サミットinあさま」
全国で活動している関係者が一堂に会し、積極的な議論や情報交換が行われました。
(平成24年10月25・26日)

浅間ロングトレイル

  • 地域のねらい
    歩行による浅間山麓地域の自然・歴史・文化・暮らし等の体験機会を提供する「体験型の観光周遊トレイル」を創出する。
  • 活動エリア
    (群馬県)長野原町、嬬恋村
    (長野県)小諸市、東御市、御代田町、軽井沢町

「浅間ロングトレイルあさま」の様子写真
「トレッキングプログラム」
各種自然体験プログラムの企画運営、自然環境保護及び人材育成を行っています。

谷川岳ゆけむり街道

  • 地域のねらい
    「関東の水瓶」と称される利根川源流域に位置し、谷川連峰の美しい景観、豊かな大自然を観光資源とした地域づくりとともに、地域の魅力を発信する。
  • 活動エリア
     国道291号、県道水上停車場谷川線などを中心とした道路
    (群馬県)みなかみ町

谷川岳ゆけむり街道の写真
「道路沿道美化活動」
道路沿道の花壇整備や公衆トイレの清掃など住民主体の様々な活動を行っています。

日本風景街道やこのルートに関連するものとしては、次のホームページもご覧ください


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