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平成26年度第37回群馬県公共事業再評価委員会議事録

更新日:2014年10月2日 印刷ページ表示

開催日時

平成26年10月22日(水曜日) 14時00分から15時50分

開催場所

群馬県庁7階 審議会室

議案

県審議事業

第1号議案 国道353号 上信自動車道(金井バイパス) 道路改築事業
第2号議案 林道 草喰八丁河原線 農山漁村地域整備交付金事業
第3号議案 林道 梅田小平線 道整備交付金事業
第4号議案 東毛工業用水道 工業用水道事業
第5号議案 東部地域水道 水道用水供給事業
第6号議案 県央第二水道 水道用水供給事業

審議議案

(委員長)
本日の対象議案は県関係6事業です。
本日の委員会の進め方は、重点審議事業を中心に審議していきます。
重点審議事業につきましては、事前に委員の皆様に選定していただいた重点審議事業候補の中から、第1号議案 「国道353号 上信自動車道 金井バイパス 道路改築事業」、第6号議案 「県央第二水道 水道用水供給事業」の2事業に決定させていただきました。
本日は、この2事業を重点的に審議し、その他の事業は簡略な審議をしたいと思いますので、よろしくお願いします。
始めに、県事業第1号議案 「国道353号 上信自動車道 金井バイパス 道路改築事業」の説明を求めます。
なお、説明にあたりましては簡潔明瞭にお願いします。

重点審議

第1号議案 道路改築事業 国道353号 金井バイパス

道路整備課 議案書により説明

【質疑・応答】

(委員)
金井バイパス建設後の遺跡の見学がどのようにできるようになるのか教えてください。

(道路整備課)
現地はいったん埋戻しますが、これから教育委員会文化財部局において何らかの方法を考えていくことになります。費用のかかる話であり、また市との相談もあるということなので、まだ具体的には決まっていません。

(委員)
めったにない出土であるので見学ができるようにしてほしい。

(委員)
用地買収について、残っている用地は、問題なく買収できる予定でしょうか。

(道路整備課)
まだ交渉がうまくいっていないところもある。

(委員)
遺跡は火砕流によるものとのことでしたが、現地は谷地形となっているのでしょうか。

(道路整備課)
現地は、平地の住宅です。

(委員)
国道353号の交通量は1万6千台とのことでしたが、一番渋滞する時間帯を把握していますか。

(道路整備課)
朝晩の通勤通学の時間帯となります。

(委員)
この国道353号を通って、草津に行くのが一般的なのでしょうか。

(道路整備課)
国道353号から国道145号のルートを使う人が多い。また、吾妻川の対岸の県道もある。

(委員)
国道353号は重要な幹線道路である。

(委員長)
それでは県事業第1号議案 「国道353号 金井バイパス 道路改築事業」の対応方針を決めたいと思います。原案としては、「事業継続」となっています。原案通り決定してよろしいでしょうか。

【異議なしの声】

(委員長)
それでは原案通り、決定することとします。

県事業第6号議案 水道用水供給事業 県央第二水道

水道課 議案書により説明

【質疑・応答】

委員)
県央第二水道の整備は水源を地下水から表流水にするためとのことでありましたが、例えば、伊勢崎市は今まで地下水を水源とし賄えていたが、表流水に転換する理由を教えてください。

(水道課)
関東平野北部地盤沈下防止等対策要綱が策定されており、関東平野全体が地下水盆であるという考え方であり、県央地域は地盤構造的に沈下しにくいところではあるが、大きな地下水盆の中では県央地域も影響することが懸念され、関東平野北部の地盤地下抑制のため、地下水使用を抑制する必要があります。

(委員)
伊勢崎市あたりの地盤沈下はどのような状況でしょうか。

(水道課)
伊勢崎市では20か所で沈下がみられ、沈下量は一年あたり10mm以下となっています。伊勢崎市も小さいが、地盤沈下しています。

(委員)
被害額の計算であったが、給水制限の頻度はどの程度でしょうか。

(水道課)
昨年、一昨年は利根川で10%の取水制限があった。渡良瀬川は20%の取水制限があった。

(委員)
地下水と表流水で水質などに違いはあるのでしょうか。

(水道課)
一番の違いは水温です、地下水の温度は一定ですが、表流水は変化します。また、場所によるが地下水は鉄、マンガンが多い場合がありますが、表流水はそのようなものが少なく軟水となっています。

(委員)
地下水を表流水に転換した場合、地下水はいざという時に使用できるのでしょうか。

(水道課)
市町村によりリスクヘッジの考え方は異なりますが、いくつかの井戸は災害用に確保しておくと思います。

(委員)
地下水も資源なので使わないのはもったいないのではないでしょうか。

(水道課)
地下水も保全して、適正量で使用することが望ましいと考えます。

(委員)
地下水と表流水は混ざった場合、味はどのようになるのでしょうか。

(水道課)
住んでいる場所によって表流水の比率が異なるので一概には言えません。比率については、市町村の水道局に確認すれば分かると思います。

(委員長)
それでは市町村事業第6号議案「県央第二水道事業 水道用水供給事業」の対応方針を決めたいと思います。原案としては、「事業継続」となっています。原案通り決定してよろしいでしょうか。

【異議なしの声】

(委員長)
それでは原案通り、決定することとします。

(委員長)
以上で、重点審議事業の審議は終了しました。つづきまして、重点審議事業以外のその他の事業について審議することとします。

その他事業

 事前に資料を配付しており、ひととおり見ていただいているものと思いますが、審議に当たり事業の概略説明を受け、簡略な審議としたいと思いますので、よろしくお願いします。はじめに、県事業第2号議案 「農山漁村地域整備交付金事業 草喰八丁河原線」についてです。

県事業第2号議案 農山漁村地域整備交付金事業 草喰八丁河原線

【質疑・応答】

(委員)
費用便益分析において、基準年が平成25年度になると木材生産便益が増加していますが、なぜでしょうか。

(林政課)
森林資源は毎年増加しますので、木材として使用できる量が増加した結果です。

(委員長)
他にご意見はありますか。よろしいでしょうか。

【異議なし】

(委員長)
それでは3号議案に移ります。

事業第3号議案 道整備交付金事業 梅田小平線

【質疑・応答】

(委員)
これも費用便益分析において、道路延長が減少していますが、基準年が平成25年度になると木材生産便益が増加していますが、なぜでしょうか。

(林政課)
道路延長が減少していますが、利用区域の面積は変わっていないためです。また木材生産等便益が増加するのは、森林育成している期間中は切捨て間伐になるが、ある程度、利用可能な林齢になると搬出間伐の率、主伐の率が増加するためです。

(委員)
木材価格は上昇しているのでしょうか。

(林政課)
生産便益の縮減を便益としているため、木材価格は影響しません。

(委員)
カッコソウの生息区域のため路線変更の必要が生じたとのことであるが、事前の調査では分からなかったのでしょうか。

(林政課)
当初からカッコソウの生息区域を避けていましたが、地域の環境変化によりカッコソウの生息区域が変わったため路線変更の必要が生じました。

(委員長)
他にご意見はありますか。よろしいでしょうか。

【異議なし】

(委員長)
それでは4号議案に移ります。

県事業第4号議案 工業用水道事業 東毛工業用水道

【質疑・応答】

(委員)
これも取水は八ッ場ダムに関連するものでしょうか。

(水道課)
そうです。

(委員長)
他にご意見はありますか。よろしいでしょうか。

【異議なし】

(委員長)
それでは5号議案に移ります。

県事業第5号議案 水道用水供給事業 東部地域水道

【質疑・応答】

(委員)
これも八ッ場ダム関連でしょうか。東のほうなので余計地盤沈下の影響が大きいたところですね。

(水道課)
そうです。

(委員長)
他にご意見はありますか。よろしいでしょうか。

【異議なし】

(委員長)
それでは2号議案から5号議案の対応方針を決めたいと思います。原案としては、すべての事業で「事業継続」となっています。原案通り決定してよろしいでしょうか。

【異議なしの声】

(委員長)
それでは原案通り、決定することとします。

(委員長)
以上で議案審議を終了します。
群馬県公共事業再評価委員会運営要領第14条により、名簿以外に公表を差し控える資料はございますか。

【特になしの声】

(委員長)
それでは、本日の委員会資料のうち、公表を差し控える資料は「なし」とさせていただきます。以上で、次第5の「議事」は終了いたしました。