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平成27年第2回定例県議会 知事提案説明

更新日:2015年6月10日 印刷ページ表示

 平成27年第2回定例県議会の開会に当たり、提案説明に先立ち、一言申し上げます。

 我が国の経済は、輸出の回復などを追い風に生産が持ち直し、企業収益の改善がみられるなど、緩やかな回復基調が続いております。
 県内においても、自動車関連産業で高水準の生産が続いているほか、個人消費は底堅く推移し、雇用・所得環境も改善が続くなど、景気は緩やかな回復基調にあります。
 また、ゴールデンウィーク期間中には、世界遺産である富岡製糸場をはじめ、主な観光施設や温泉地の入込客数、宿泊客数が大幅に増加するなど観光分野も好調を維持しております。
 県としても、「元気飛躍予算」として編成した平成27年度当初予算の効果的・効率的な執行に努め、本県経済の回復の動きをより確かなものとするとともに、群馬の未来の創生に、引き続き、全力で取り組んで参ります。

 それでは、本日提出いたしました議案の大要について御説明申し上げます。
 今回の提出議案は、予算関係2件、事件議案11件の合計13件であります。

 はじめに、予算関係であります。
 一般会計の補正予算額は、12億4,070万円であり、現計予算額と合算いたしますと、補正後の予算額は、7,172億670万円となります。主な内容ですが、医療・介護サービスの提供体制を充実・強化するための地域医療介護総合確保基金を追加造成するほか、当初予算編成後に制度概要が判明した国庫補助事業について、早期の執行を可能とするため、予算化しようとするものであります。
 特別会計については、流域下水道事業費会計において、債務負担行為の補正を行うものであります。

 次に、事件議案のうち、主なものについて申し上げます。
 第115号議案は、地方税法等の改正に伴い、法人事業税の税率改正や、地方消費税の税率の引き上げ時期の延期等を行おうとするものであります。
 第117号議案は、マイナンバー制度の導入に伴い、マイナンバーを含む個人情報の保護等について、必要な事項を定めようとするものであります。
 第123号議案は、制度融資に関し、損失補償契約に基づき県が信用保証協会に対して有する回収金を受け取る権利を、放棄しようとするものであります。

 以上、提出議案の大要について御説明申し上げました。
 何とぞ、慎重御審議の上、御議決くださいますよう、お願い申し上げます。