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特集 災害から地域を守る ~消防団・自主防災組織の取り組み~3

自主防災組織

 大規模災害に備え、被害を予防・軽減するには、住民が防災活動に組織的に取り組むことが重要です。
 自主防災組織は、その中心的な役割を果たし、地域住民が自発的に結成する団体のことです。

組織数は?

 27年4月1日現在、県内には1699の自主防災組織があり、構成員は約46万7千人です。組織数、構成員とも増加傾向ですが、まだ設置されていない地域もあります。
 また構成員の高齢化やコミュニティー意識の希薄化による活動の停滞などの課題もあります。

どうやってつくるの?

 県内には、自治会や町内会など既にある組織を活用して結成されたものと、新たな組織として結成されたものがあります。
 自分の地域の自主防災組織については、住所地の市役所・町村役場にお問い合わせください。

どんな活動をするの?

 平常時は、避難や応急手当などの防災訓練や安全点検の実施、資機材の整備、防災知識の普及啓発などをします。防災マップ作りや災害図上訓練をしている団体もあります。
 非常時には、負傷者の救出・救護や初期消火、住民の避難誘導の他、避難所の運営や給食・給水活動などをします。

自分たちの地域を守る

 安中市上耕地自治会自主防災組織代表の田島さんにお聞きしました。

田島勳さんの写真
田島勳さん

 「私は約40年間消防署に勤務し、退職後、自治会長に就任し、現在9年目になります。
 東日本大震災などをきっかけに、普段の会議の中で、災害に備えて自分たちにできることはないかという話がよく出るようになりました。
 そこで、もともとあった自治会を活用した自主防災組織を24年4月に立ち上げました。
 この地区には91世帯、約270人の住民がいます。毎年11月には、全世帯を対象に防災訓練を実施しています。訓練では、消防職員の指導で、消火器の使い方や応急手当の仕方を学んだり、炊き出し訓練や起震車による地震体験をしたりしています。
 住民の中には、初めて消火器を持ったり、釜で米を炊いたりしたという人が多いです。やはり実際に経験することが大事ですね。
 自主防災組織ができてから、住民同士の交流も増え、防犯パトロールなどの活動にもこの組織が生かされています。
 活動を通して地域のつながりを強めることが、いざ災害が起きたときに役立つのだと思います。今後もより多くの人が参加してくれるような活動を企画したいです」

消火訓練をする住民の写真
消火訓練をする住民
「地域の総合防災力」のイメージ画像

日頃から備えよう!

非常用持ち出し品・非常用備蓄品チェックリスト(一例)

避難時にすぐに取り出せる非常用持ち出し品

携帯ラジオ、預金通帳・印鑑、現金、懐中電灯・予備の電池、ライター、ナイフ・缶切り、手袋、タオル、マスク、医薬品、身分証明書のコピー、下着類、生理用品、水・食料
※乳幼児や高齢者などへの配慮も忘れずに

復旧までの数日間(約3日分)に必要な非常用備蓄品

トイレットペーパー、ガスコンロ、家族の約3日分の水・食料、シャンプー・石けん、救急薬品、歯ブラシ、毛布、ブルーシート、ビニール袋、筆記用具、その他個人で必要なもの

地震災害への備え

災害に備えた家族会議をする

 家の周りの避難場所や、崖やブロック塀など危険な場所を確認する。
 また非常時の連絡方法などをあらかじめ決めておく。

家具などが倒れるのを防ぐ

 たんすや本棚などの家具は地震によって倒れることのないよう、「L字型金具」などを使ってしっかり留めておく。また寝ている時に倒れてこないよう配置を工夫する。
 食器棚などのガラスには、ガラス飛散防止フィルムを貼る。

L字型金具のイラスト

地震を感じたときは

まずは身の安全を確保する


  • 机やいすに身を隠す
  • 玄関などの戸を開けて出口を確保する
  • 慌てて外に飛び出さない
「机に身を隠す」画像

火災を防ぐ


  • 落ち着いて火の始末をする
  • 火が出たら素早く消火する

徒歩で避難する


  • 狭い路地や塀、崖や川に近寄らない
  • 持ち物は最小限にして背負う
  • 山崩れや崖崩れに注意する
「狭い路地や塀に近寄らない」画像

地域の人と助け合う


  • 協力して応急救護や救出活動を行う

正確な情報を入手する


  • テレビやラジオから、自治体などの情報を収集する

自動車の運転中は


  • 道路の左側または空き地に停車し、エンジンを止める
  • ラジオで災害情報を聴く
  • 警察官が交通規制をしているときは、その指示に従う
  • 避難するときは、鍵を付けたまま徒歩で避難する
「鍵を付けたまま、徒歩で避難する」画像

問い合わせ先

消防団について…県庁消防保安課 電話027-226-2242 ファクス027-221-0158
自主防災組織について…県庁危機管理室 電話027-226-2245 ファクス027-221-0158

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FAX 027-243-3600
E-mail kouhouka@pref.gunma.lg.jp
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