知事コラム

「紅（あか）い襷（たすき）～富岡製糸場物語」

　先日、世界遺産登録3周年記念事業として富岡市が制作した映画「紅い襷～富岡製糸場物語～」の完成披露試写会に行ってきました。
　この映画は、明治初期に日本の近代化をけん引した富岡製糸場の生糸生産を支えた若き工女たちの物語です。
　私はこの映画を見て、心から感動しました。一等工女が身に着ける紅い襷を目標に、全国から集まった工女たちが頑張る姿や、近代国家を作り上げるために大きな原動力となった富岡製糸場とその存在価値、世界と富岡製糸場との関わりなど、その全てを映画が伝えてくれています。
　10月7日から県内2カ所の映画館で、12月2日から東京都渋谷区の映画館でも上映されますので、ぜひ多くの人に映画を見てほしいと思います。また子どもたちには、富岡製糸場がどのように世界に貢献し、日本が近代化を成し遂げたのかを、映画を通して学んでもらいたいと思います。

映画の完成披露試写会（6月25日）に出席した大澤正明知事

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