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群馬県多文化共生推進指針(素案)に関する意見の募集結果について

更新日:2018年2月9日 印刷ページ表示

平成30年2月9日
生活文化スポーツ部人権男女・多文化共生課

 県では、「群馬県多文化共生推進指針」について改定素案を作成し、平成29年12月19日から平成30年1月19日までの32日間、郵便、ファクシミリ、電子メール、持参により、広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
 このたび、寄せられました御意見(4件)及びそれに対する県の考え方を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
 なお、寄せられました御意見につきましては、取りまとめの便宜上、案件ごとに適宜集約させていただいております。また、本手続と直接関係がないと考えられる意見については除外させていただきましたので、御了承ください。
 今回、御意見をお寄せいただきました方々の御協力に厚く御礼申し上げるとともに、今後とも、県行政の推進に御協力を賜りますようお願い申し上げます。

政策等の題名及び策定期日

 群馬県多文化共生推進指針(素案)
 平成30年3月(予定)

意見の提出数

 合計 4通(電子メール 3通、郵送 1通)(意見の延べ総数 4件)

意見の採択により改正した箇所の有・無(有の場合はその概要)

 該当なし

提出された意見の概要及び意見に対する考え方

提出された意見の概要及び意見に対する考え方一覧
該当箇所 意見の概要 意見に対する考え方
4ページ 図5「群馬県の市町村別・国籍別外国人人口比率」
10ページ
図10「【問】お住まいの地域では、外国人住民との関わりは深めるべきだと思いますか。」
図11「【問】あなた自身は、お住まいの地域で外国人とどのように関わっていきたいですか。」
  • 多文化共生推進そのものに反対である。
  • 予算が限られている中、少数ばかり優遇して、大多数の日本人を不利な状況に追い込むのはやめていただきたい。
  • 外国人労働者を安易に入れるために税金を投入するより、技術開発等の予算をつけ知恵を絞って、外国人に頼らない経済環境を作ることに力を注いでほしい。
 指針では、「外国人住民が持つ多様性を活かし、誰もが参加・協働し安心して暮らせる、活力ある社会」の実現を目指すこととしており、外国人住民に活躍してもらうことで、より豊かな地域社会が形成される(日本人にもメリットがある)ものと考えております。
8ページ
4 課題 (1)全般
  • アンケート結果で、集住地域ほど「積極的に交流したい」の比率が低いことに、今後の地域の多文化共生推進のヒントが多くあると思った。
  • 今後、外国人との交流の機会が広まりかつ深まるにつれて、積極的に交流したいと思わない人との溝が顕在化する可能性がある。これをポジティブなものに転化させるための交流の考え方、しかたに新たなものを作っていくと有効と思う。
 指針では、多様な文化を受け入れる意識を醸成し、日本人と外国人が共に支え合うことのできる地域づくりを目指すため、啓発イベント等の実施や広報活動等、意識啓発にも引き続き取り組んでいくこととしています。
 いただいた御意見を踏まえ、今後も多文化共生の推進に取り組んでまいります。
11ページ
4 課題 (2)教育
  • 子供が日本の学校の授業を理解できる「日本語能力」を早く身につけることが重要である。
  • 日本語指導や学習指導への早期の着手を希望する。
 日本語指導及び学習指導等については、これまでも教育委員会と連携して取り組んでおり、「施策目標2 (1)次世代の育成 ~外国人児童生徒等の学習支援~」に掲げております。
 今後は、これらを重点項目に位置付けた上で、引き続き取り組んでまいります。
21ページ
6 施策目標 ≪施策目標2≫ (3)協働体制づくり 2市町村・NPO・外国人キーパーソンとの連携
  • 日本人住民と外国人住民の人間関係をつなぐことで地域社会への参画を支援しつつ、双方が生活しやすいまちづくりに貢献するコーディネーター育成のために、地域の実情を把握しやすい公民館の職員を対象に「コーディネーター育成研修」を実施することを提案する。
  • 具体的には、(1)公民館の職員の方々にコーディネーター育成研修を実施することを明示、(2)その研修の目指すコーディネーター機能(問題の緩和、双方の住民の人間関係をつなぐ)の明示、(3)これら施策の評価方法の明示、(4)県による優良事例の公表、という4点の追加を提案する。
 多文化共生の地域づくりを効果的に推進するためには、地域全体で連携する必要があり、指針でも市町村との連携について述べております。
 なお、指針では個別の事業までは記載しておりませんが、今後の市町村との連携の中で参考にさせていただきます。

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