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未来共創ワークショップ~利根沼田~

更新日:2022年5月26日 印刷ページ表示

利根沼田エリアでは令和3年10月14日(木曜日)、11月18日(木曜日)、令和4年1月12日(水曜日)の3日間でワークショップを開催しました。
下記に3日間のワークショップで話し合ったテーマやアイデアを各地域別に掲載します。

 利根沼田エリアワークショップの様子 1の写真
利根沼田エリアワークショップの様子 1

 利根沼田エリアワークショップの様子 2の写真
利根沼田エリアワークショップの様子 2

取り組んだテーマ

「免許返納が進んで自家用車が利用できない人が増える地域での移動手段の確保」(沼田市)

課題の構造化

課題の構造図の写真の画像1
課題の構造図

課題構造図中のフォーカスした問い

1 時代やニーズに合った運行がされていない

公共交通機関は不便だと言われる事業者が、住民の抱えている課題やニーズを知ることで従来の運行形態を見直すきっかけとするために、何が可能か?

2 自家用車に依存している

自家用車に依存している高齢者が、自家用車の維持費を知ることで、公共交通手段へ気持ちよくお金を払うために、何が可能か?

3 外出機会の減少

公共交通が不便で利用しない高齢者をはじめとした地域住民が、公共交通を利用して、地域の人たちと交流することで、公共交通を利用したくなるために、何が可能か?

未来の種

「データ分析による運行ニーズの把握及び運行形態の最適化」

沼田市内の住民が、車を運転する時に、住民・事業者・市役所が協力して、交通安全アプリで収集したデータを調査・分析する。得られた分析結果に基づき、現在の運行形態を見直し、デマンドバスを導入する。デマンドバスのルートをAIを使って、最適化する。将来的に(高齢者のみならず、子どもを含め)送迎バスへの活動につなげる。

「のりほー」

地域内の高齢者を含む住民のための定額公共交通乗り放題サービス。定額の循環線を考え、自家用車家計簿や、バスの利用に応じたtengo の付与(アプリ)、Tengooの運賃への利用につなげる。

「バスに馴染みをバスコン沼田」

秋頃から冬頃(紅葉シーズン~スキーシーズン)に、利根沼田地域の観光名所などで、未婚の男女(25歳~45歳くらい)(晩婚世代は45~60歳くらい)が、観光名所を路線バスでめぐり、見物や食事をする。バスガイドさんによる名所クイズ、カップリングにより、バスに馴染みを持ってもらい、利用につなげる。将来的に、沼田市への定住に興味を持ってもらい、高齢者を支える層の増加につなげる。

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「地域の資源を活かした住み続けたい村づくり~移住定住のために~」(片品村)

課題の構造化

課題の構造図の写真の画像2
課題の構造図

課題構造図中のフォーカスした問い

1 官と民の連携不足

十分に協働できていない官と民が、コーディネーター・地域のリーダーを育成し、未来を見据えた建設的な対話を行なっていくことで、暮らし続けられる地域を創るために、何が可能か?

2 将来を見据えた場づくり・人づくりができていない

村全体のイメージを定着・発信する意識が低い行政と民間がスピード感と実行力を持って場づくり、人づくりをすることで、10 年後、20 年後を見据えた村のブランディングをするために、何が可能か?

3 ブランディングが弱い

真の片品村を知らない村内外の若者が充実した環境教育プログラムや村の情報に触れることで、旅行先、就職先、定住先として、片品村を選ぶために、何が可能か?

未来の種

「尾瀬の魅力発信」

尾瀬の魅力をよく知らない人が、オンラインによる疑似尾瀬ハイクを体験できる。ミズバショウ栽培中継、尾瀬木道廃材を活用した安全祈願札を通して、尾瀬を知る。

「オゼギルド」

地の利を活かした活動を村全体で実施する。例えば、農家レストラン(オーバーイーツ)や、地域RPGオゼギルド。地域への関わりしろをプラスする。

「みんなの未来を共に創る尾瀬の郷倶楽部」

官民共創で解決すべき新たな課題を感じたときに、未来共創プラットフォームで、民と官が「子ども・若者から大人まで」共に共創を学び、実践する。官民協動推進アカデミーや未来共創のプラットフォームをつくり、運用する。多様な主体によるオープンなプレゼン大会も。

「世界を目指せるアスリートの育成と村農業の継承」

育成や継承のためのアカデミー設立。廃校を活用し、山岳スポーツ(スキー)、ダンス、サッカー、農業など、村以外の希望者が学べる場所を作る。

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「移住者や関係人口を受け入れる素地づくり」(川場村)

課題の構造化

課題の構造図の写真の画像3
課題の構造図

課題構造図中のフォーカスした問い

1 地域と出会う機会がない

田園プラザ等に来た観光客がそこ以外の村内を周遊して川場村での暮らしを知るために、何が可能か?

2 地域と外部をつなぐコーディネーターがいない

人と行事を知っている地域とつながりがある住民が、地域と外部者に情報発信することで両者をつなぐコーディネーターになるために、何が可能か?

3 地域に関係人口を受け入れる素地がない

昔ながらの保守的な地域住民が地域外の人と共同で作業することで若い人が必要だと思うために、何が可能か?

未来の種

「田園マーケット」

年に数回、田園プラザで移住者マーケットを行う。移住者のセレクトショップを開催したり、スペース自体も貸し出し、自由に出品できるようにする。来場者も出品し、後日うれゆきを確認できる。移住者、地域住民、観光客を結びつけるフリーマーケット。

「全〇〇種類川場の勇者カードを集めよう!」

地域の住民や行政職員などが、自分ができる地域貢献のPRを行う。地域ライターによるSNSでの情報発信も。川場村検定や移住者トレーディングカード、移住者ビックリマンシールなどのアイデアも。

「田園プラザ“Friday Night"」

月一回、金曜日に田園プラザ屋外ステージで地域住民、移住者、行政職員などが集まる会。協力隊で移住をサポートしたり、地域住民が自ら企画を立ち上げる。プロジェクトの例としては雪ほたかのおとも探しや川場村のいいとこ自慢大会。

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「移住者や関係人口を受け入れる素地づくり」(昭和村)

課題の構造化

課題の構造図の写真の画像4
課題の構造図

課題構造図中のフォーカスした問い

1 来村から移住へとつなぐ

地域とつながりのある住民と外部の人が、地域にも外部にも情報を共有することで関係人口を増やすために、何が可能か?

2 アプローチ不足情報共有・情報発信の不足

買い物(野菜)や食事をして帰る観光客が、昭和村での体験を通じて、より強い興味・関心を持ってもらうために、何が可能か?

3 地域住民の危機意識の不足

人口減・生活インフラの維持に無関心な地域住民が、移住者や関係人口の必要性、自分にとってのメリットを周囲と共有することで、危機感を持ち、積極的な行動をおこすようになるために、何が可能か?

未来の種

「Show!WA! JUMP!」

昭和村の情報集約サイトを作り、メディア露出を増やす。インスタグラムやYouTube など若者向けのもので発信や広告などを行う。プロジェクトの例としては、農地でビーチバレー大会をしたり、農家系YouTuber、外部から芸人に来てもらいレポートをしてもらうなど。

「里帰りするなら昭和村」

里帰りしたいと思った時に、地元で子育てしたいと思った時に、支援を受けられる仕組みを楽しくつくる。村長のあいさつを変えたり、〇年後の昭和村movie なども作り、分かり易い歓迎のアピールなどで、里帰りを応援する。

「エボリューション道の駅」

行政と道の駅が協力して、来た人が楽しい道の駅をつくる。新鮮野菜の配送やエンターテイメント、グルメ、ポイント付与。道の駅・週末カーシアター、回転野菜などのイベントを開く。

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「この地域の森林資源(=水資源)がもつ価値の再認識 1」(みなかみ町)

課題の構造化

課題の構造図の写真の画像5
課題の構造図

課題構造図中のフォーカスした問い

1 環境の意識が弱い

この地域に暮らす子ども達が、この地域の自然の価値を知ることで、この地域に愛着を持ち、暮らし(関わり)続けるために、何が可能か?

2 森林資源が十分に活用されていない

森林資源に関心がある大人が、森林資源の活用方法を知ることで、森林資源を様々に活用できるために、何が可能か?

3 森林・水資源への関心が薄い

利根川流域に暮らす人が、この地域の森林・水資源に関心を持つことで日々の生活の中で、ときどきでよいので森林・水の恵みに想いをはせるために、何が可能か?

未来の種

「いつでも木に触れ合える森林ステーション」
木材を必要な時に、地域の人たちが、いつでも購入できたり、加工できる場所。この場所を経由してFSC認証された製品も購入できる。さらにテーマパークのような町オリジナルの仕事体験を通して里地に関わる体験ができる。

「森林資源を用いた地域のオリジナル製品作り」

みなかみ町の森林にある木工所で、工芸などを体験したい人が、木材の切り出し体験や木工作業の教育指導を受けられる。宿泊とのセットでツアーの販売も行う。地域の資源を利用し、炭焼き、木工品などでオリジナルブランドを作り、販売する。

「源流ウイスキー」

2025年頃からの製造を目指して、矢木沢ダム付近または、現存する酒造会社のスペースで、地元の酒造会社または合併会社(自治体も土地の利用などを手助けする)が、矢木沢ダム付近の冷涼な土地でウイスキー蒸留所をつくり、ウイスキーをつくる。ゆくゆくは見学ツアーも実施。出来上がったウイスキーはふるさと納税の返礼品にもなる。

「源泉ツーリズム」

年一回の源泉調査時に、△△温泉地域等の源泉でツアーを行い、普段見れない源泉などを辿る。フォトスポットマップの撮影や作成を行う。源泉調査を通じて、この地域かつ環境に意識を向けてもらい、価値の再認識を図る。

「リピーターを確保する森(自然)の特別体験」

都市生活に疲れた人や、特別な体験がしたい人と地域に暮らしている子どもたちの交流。地域の子ども達がガイドになり、「和」を作る。都市以外にもほっとできる場所を提供する。リピーターしやすい環境・サービスとして、マイコインロッカー制度や、ガイド付きでしか入れないルートを作り、森にある資源を使ったり、味わったりする。

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「この地域の森林資源(=水資源)がもつ価値の再認識 2」(みなかみ町)

課題の構造化

課題の構造図の写真の画像6
課題の構造図

課題構造図中のフォーカスした問い

1 環境の意識が弱い

この地域に暮らす子ども達が、この地域の自然の価値を知ることで、この地域に愛着を持ち、暮らし(関わり)続けるために、何が可能か?

2 森林資源が十分に活用されていない

森林資源に関心がある大人が、森林資源の活用方法を知ることで、森林資源を様々に活用できるために、何が可能か?

3 森林・水資源への関心が薄い

利根川流域に暮らす人が、この地域の森林・水資源に関心を持つことで日々の生活の中で、ときどきでよいので森林・水の恵みに想いをはせるために、何が可能か?

未来の種

「me Zoom- 水と私-」

2022年3月2日(水曜日)の日!オンライン(zoom)で、WS(ワークショップ)に参加してくれたみなかみ町の皆さん中心に、「水と私」をテーマに、水にまつわる様々なネタを語らうことで、私たちが生きる上で必要な水資源のありがたさに気づき、資源の豊かさを内外に表現してくプロジェクト。インターネットでのストリートビューガイド付き。

「利根川の水比べからの関心強化」

利根川流域で町内水源地別の水をスタンド販売する。PH表記、軟水、アルカリ性等の表記を活用して、その後ウォータービジネス企業に企画立案、町内での販売をお願いする。

「みなかみ町の特認校で森林資源(=水資源)の価値を学ぼう」

利根川沿いの図書館・神社・幼稚園などの直接、川遊び・森遊びができる施設で、みなかみの森林、水資源のプロが子どもたちに環境教育をしてくれる(生きがいづくり、収益になる)。神社や幼稚園や図書館などは、みなかみ町の木材を利用し、施設の一体化を目指す。また、みな「神」プロジェクトは、森林、水資源にまつわる人々を組織し、発信する。

「あなたの恋人に「生きる力」はあるか?婚前自給自足(旅行修行)」

結婚する前や家族の結束を強めたいとき、社員研修などで、みなかみの自然がたくさんある集落で、「生きる力」を試し、育てる自給自足体験。例えば、薪ストーブがあるモデルハウスで、カップルが互いの「生きる力」を知り、結婚するもよし、社員を育てるのもよし。移住前に現実を知るのもよし。

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