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公金の管理・運用 Q&A

更新日:2023年8月24日 印刷ページ表示

Q(質問)1.公金とはどのようなものですか?
Q(質問)2.公金をどのように管理・運用していますか?
Q(質問)3.どのような金融商品で運用していますか?
Q(質問)4.預金はどのような金融機関で運用していますか?
Q(質問)5.債券での運用はどのようにしていますか?
Q(質問)6.支払資金が不足したらどうするのですか?
Q(質問)7.危機管理はどうしていますか?
Q(質問)8.運用実績はどうなっていますか?→「公金運用の実績」へ

Q(質問)1.公金とはどのようなものですか?

A(回答)1.群馬県の公金には、歳計現金・歳入歳出外現金・基金現金があります。

ア 歳計現金

 県の一般会計及び特別会計に予算計上された歳入・歳出に属する現金のことです。

イ 歳入歳出外現金

 法令の規定に基づき県が保管する、県の所有に属さない現金のことです。
 入札保証金、契約保証金、県営住宅敷金などが該当します。

ウ 基金現金

 条例により、財産の維持、資金の積立てなど特定の目的のために設置された基金が保有している現金のことです。
 令和5年4月1日現在、25の基金が設置されています。

Q(質問)2.公金をどのように管理・運用していますか?

A(回答)2.公金は、税金等県民の皆様の大切なお金です。このため、運用・管理は、地方自治法、同施行令等の規定に基づいて「最も安全かつ有利な方法」で行っています。
 このうち、歳計現金と歳入歳出外現金については、流動性預金・定期性預金を中心としながら、支払に支障がない場合は、譲渡性預金等で運用しています。
 年間、月別、日別に資金計画を策定し、的確な収支予測を行うことで、日々の支払いに必要な資金を確保しながら、資金の有効活用を図っています。
 基金現金については、運用可能な期間、金利情勢、基金の性質などを考慮して債券と預金で運用しています。

Q(質問)3.どのような金融商品で運用していますか?

A(回答)3.公金の運用については、安全性・確実性を確保するため以下の商品に限定しています。預金については、元本割れの恐れがないもの、債券については、国債・地方債等の安全性が高いものに限っています。

(1)預金(元本の保証された商品に限る。)

ア 流動性預金
イ 定期性預金
ウ 外貨預金(為替先物予約付きのものに限る。以下同じ。)
エ 譲渡性預金

(2)債券

ア 国債(国庫短期証券を含む。)
イ 地方債
ウ 政府保証債
エ 地方公共団体金融機構債
オ 債券現先(買現先)
カ 財投機関債

※ 現在、上記のうち、(1)預金は、ア、イ、エにより、(2)債券は、イ、ウ、エ、カで運用しています。

Q(質問)4.預金はどのような金融機関で運用していますか?

A(回答)4.歳計現金、歳入歳出外現金については、指定金融機関である群馬銀行へ預け入れしています。基金現金については、県内に本店のある金融機関で、かつ経営状況など一定要件を満たす金融機関へ、預金をしています。

Q(質問)5.債券での運用はどのようにしていますか?

A(回答)5.現在は、歳計現金と歳入歳出外現金は、債券での運用はしていません。長期で運用可能な基金現金を債券で運用しています。
 債券の購入は、原則として競争入札によって行い、新規に発行される債券については、条件が全て同じになるため随意契約としています。
 債券での運用は、安全性の最優先を基本原則とし、基金を担当する課(基金管理者)が、運用します。
 基金管理者から依頼をうけた場合は、会計管理者が、依頼に基づき運用しています。
 基金現金は、運用計画を作成した上で債券運用します。会計管理者が、この運用計画を作成する場合には、事前に、運用を依頼した基金管理者に了解を得て運用しています。

Q(質問)6.支払資金が不足したらどうするのですか?

A(回答)6.資金計画を年間、月別、日別に作成して収支状況を把握しています。
 そのことにより、資金不足の発生時期を的確に予測し、対処しています。
 資金不足が生じる場合は、当座借越契約を結んでいる金融機関から必要最小限の期間・額での借入れを行います。
 また、必要に応じて、公営企業会計から余裕資金を借り入れるなど、借入利息を少なくする工夫をしています。

Q(質問)7.危機管理はどうしていますか?

A(回答)7.ペイオフ対策として、常に金融機関の経営状況を把握するように努めています。
 毎決算期毎に各金融機関が公表する決算書やディスクロジャー誌等から得られる自己資本比率等の経営指標等や、株式を上場している金融機関にあっては、毎日の株価の推移を把握しています。
 金融機関の経営状況を把握・分析した結果、数値の悪化など経営状況に問題がありそうな場合については、情報収集を強化し、危機状況に応じた、必要な措置を講じます。
 また、自然災害等へは、災害発生時危機対応マニュアルに基づき、常に対応できるように備えています。

Q(質問)8.運用実績はどうなっていますか?

A(回答)8.「公金運用の実績」をご覧ください。