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西部地域の野生鳥獣による農作物被害対策について
更新日:2020年2月26日
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- 中山間地域を中心にイノシシ、サル、シカ、ハクビシンなどによる農作物被害が出ています。サルやシカについては、西部の山間地帯の被害が多い状況ですが、今後、平坦地域への被害の拡大が危惧されています。
- 西部地域における農作物被害及び被害面積は、平成30年度で7,300万円、81ヘクタールとなっています。被害金額の3割近くが西部の山間地帯のシカによる牧草食害となっています。
- 「西部地域鳥獣被害対策推進会議」や地域対策セミナーなどにより、情報共有を図っています。
- 鳥獣被害防止特別措置法に基づく被害防止計画は、西部管内全ての市町村で策定されています。
- 県、国事業による支援は、以下のとおりです。この他に市町村事業もありますので、詳しくは市町村の鳥獣被害担当に御相談ください。
県、国による鳥獣害対策支援事業について
- 鳥獣被害防止総合対策交付金(国庫、農業振興課)
(ア)鳥獣被害防止総合支援事業- 推進事業 市町村の協議会等のわなや捕獲檻の購入、サル複合対策など
- 整備事業 侵入防止柵設置、加工処理施設など
- 市町村の鳥獣被害防止計画に基づき、農林水産業等に被害を及ぼす野生鳥獣を緊急的に捕獲するための経費について、捕獲頭数に応じた支払いを実施します。
- 鳥獣害対策地域支援事業(県単、農業振興課)
- 市町村が実施する捕獲推進、捕獲機材等導入及び個体群管理推進を支援します。
- 群馬県小規模農村整備事業(県単、農村整備課)
- 市町村等(一般型)や県民参加(県民参加型)の電気柵等の設置を支援します。
- 鳥獣害に強い集落づくり支援事業(県単、普及指導課)
- 地域ぐるみの鳥獣被害対策を支援しています。
- その他
- 土地改良事業(国庫、農村整備課)、中山間地域所得向上支援事業(国庫)なども活用して支援します。