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普及活動の現地情報 3月(2月21日~3月20日)

利根沼田若手農業者交流会の開催
「T&N Future Dialogue 2017~利根沼田を元気にしよう~」

 青年農業士有志の主催により若手農業後継者の交流会を開催しました。

1 ねらいと背景

 利根沼田地域では、農業青年クラブ等の相次ぐ解散により、農業青年の交流の場が少なくなっています。また、青年農業士を対象とした研修会を開催しても参加者が少なく、活動支援のあり方が課題となっています。
 その打開策として、平成26年度より農業青年や新規就農者の交流の場として、青年農業士有志が企画・運営の主体となった若手農業者の交流会はじめ、今年で3回目となります。普及指導課ではこの活動を共催することで、担い手育成の一環として青年農業士の活動支援及び新規就農者の定着支援を行っています。

2 取組の成果

 2月16日に沼田市内の会場において、「利根沼田若手農業者交流~T&N Future Dialogue2017~利根沼田を元気にしよう」と題して交流会を開催しました。地元県議を始め総勢42名の参加がありました。今回は、4人の若手農業者等により「利根沼田を元気にする活動報告」を発表していただき、その後同会場にて懇親会を行いました。
 活動報告では、「利根沼田を元気にしたいという思いから自家生産した野菜を提供する農家直営キャンプ場の運営」、「雪ほたかや上州地鶏の飼育を通じたオール地元産の商品開発の取組」、「SNSの活用とリンゴ園でのヨガ教室の開催」、「お客様の満足度を高める沼田ピクニックの取組」、「東京から移住し、鳥獣被害対策と関連した商品開発の取組」の報告をしていただきました。それぞれに想いや特徴があり、参加者も何かをしなければならないという気持ちになる発表をしていただきました。その後の懇親会でも、繋がりがさらに広がり、若手農業者にも、新規就農者にも、充実した交流会となりました。

3 今後の方向

 本交流会は単なる交流の場の提供だけでなく、将来のリーダー育成、新規就農者支援の役割も担っています。青年農業士からは継続して開催していきたいという意思表示もあることから、さらに主体的な活動となるよう支援していきます。

懇親会の様子写真
懇親会の様子

平成28年度利根沼田農業・農村男女共同参画推進講演会の開催

 男女共同参画社会の実現のため、2月21日に利根沼田農業・農村男女共同参画推進講演会を開催しました。農業経営士協議会の取り組み事例の発表や移住女子ファーマーによる里山農業からの地域活性というテーマで講演をしていただきました。

1 ねらいと背景

 利根沼田地域では農業関係団体(農業経営士協議会、農村生活アドバイザー協議会、生活研究グループ連絡協議会、JA利根沼田女性部、NOSAIぐんま沼田支所女性の会)の連携を深め、男性、女性が共に輝ける場づくりを進め、活力ある地域農業・農村の発展のために男女に輝くネットワーク利根沼田会議を設置し活動しています。
 普及指導課では男女に輝くネットワーク利根沼田会議の活動を支援しており、今回は、農業・農村で活躍する農業者の取り組みを学び、男女共同参画への理解を深めるため、農業・農村男女共同参画推進講演会を開催しました。

2 取り組み内容

 2月21日(火)13時30分から利根沼田振興局庁舎101会議室にて、農業・農村男女共同参画推進講演会を開催しました。事例発表は、利根沼田農業経営士協議会 会長 星野幸太郎 氏から「利根沼田農業経営士協議会の取り組みについて」と題し、農業経営士協議会の活動内容と自身の経営内容について発表していただきました。またその後の講演では、新潟県十日町市在住のかなやんファーム 代表 佐藤可奈子 氏をお招きし、「移住女子ファーマーによる里山農業からの地域活性~未来につづく農村のつくりかた~」をテーマに講演をしていただきました。移住女子が就農するための環境は、外から見ると限界集落であっても、実は希望集落であるという、人とくらしと農業が密接に関わっていることを話されました。

3 今後の方向

 普及指導課では、男女共同参画講演会を開催し、男性や女性が社会参画・経営参画できる男女共同参画社会への理解を深め、取り組んでいけるよう支援していきます。

発表の様子写真
発表の様子

ジャム作りと瓶詰め講習会の開催

 アグリ起業利根沼田会員や果樹農家等を対象に、りんごとブルーベリーの手作りジャムを作り、瓶に詰める講習会を開催しました。

1 ねらいと背景

 利根沼田地域では、りんご農家やブルーベリー農家等の果樹農家がジャムを作り、各地の農産物直売所にて販売しています。品種の違いや作り方の違いで、味比べができるておもしろいと人気ですが、安全・安心を求める消費者の信頼を保つため、アグリ起業利根沼田会員を中心に、加工品を作っている人を対象にジャム作りと瓶詰め講習会を開催しました。

2 取り組み内容

 2月23日(木)13時30分から利根沼田保健福祉事務所栄養室にて、ジャム作りと瓶詰め講習会を開催しました。講師には、「工房ジャムの樹」の前原照子氏を迎え、りんごジャムとブルーベリージャムの作り方と瓶詰め方法を教えていただきました。効率的に作業するための工夫や商品の安全性を重視した作業手順等、はっと気づかされること、なるほどと納得することなどちょっとしたコツや技術を惜しみなく教えて下さり、参加者には有意義な研修となりました。

3 今後の方向

 普及指導課では、アグリ起業利根沼田会員の活動を支援するとともに、食の安全・安心への取り組みを進めていきます。

りんごを刻み鍋へ写真
りんごを刻み鍋へ

すごいぞ!利根沼田の米~未来につなげる販売戦略~
(利根沼田地域農作業受託研修会の開催)

 利根沼田地域は、恵まれた自然環境の中で水稲栽培が行われており、おいしい お米が生産されています。しかし、生産量や市場流通量が少ない、知名度が低いなど販売面での大きな課題があります。そこで、厳しい時代でも小さな産地が勝ち残っていけるようにお米のブランド化や販売戦略、産地の活性化についての研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 利根沼田地域は地域の特色をいかしたおいしい米生産がおこなわれており、コシヒカリのブランド米としてJA利根沼田主導の「田んぼの王様」、川場村の「雪ほたか」、みなかみ町の「水月夜」、沼田市薄根地区の「稲姫」などが販売されています。今回の研修会では平成28年産水稲の生育状況を振り返り、29年産の栽培に向けて技術の確認を行うとともに、東京のお米屋さんである株式会社スズノブの代表取締役西島豊造氏を講師として迎え、お米の販売戦略などについて学びました。

2 取組の成果

 3月2日に利根沼田振興局101会議室において、利根沼田農業事務所・利根沼田農作業受託者連絡協議会・JA利根沼田共催の研修会を開催しました。管内生産者や市町村、JA等86名が参加し、技術支援課普及指導室山本主幹から平成28年産水稲の生育状況と29年産水稲の栽培方法についての技術指導がありました。また、五ツ星お米マイスターでもある株式会社スズノブ代表取締役西島豊造氏を講師に迎えた講演では、国内のお米の品種・消費の状況や今後、必要な販売戦略などについて説明がなされ、参加者は熱心に聞き入っていました。

3 今後の方向

 お米の生産に取り組む組織等の活動強化と利根沼田の美味しい米の栽培、農家経営の安定を目標に関係機関団体と連携し、研修会等を通じて技術指導を展開していきます。

講演会の様子写真
講演会の様子

担い手育成リーダー研修会開催

 3月6日に利根沼田地域の農業経営士等を対象とした担い手育成リーダー研修会を開催し、佐波郡玉村町の新規参入者でいちご園を行っている「Fresh Berry」と伊勢崎市でコマツナの周年栽培を行っている「株式会社 国太郎」を視察しました。

1 ねらいと背景

 担い手育成リーダー研修会は、利根沼田農業事務所と地域の指導的農業者である農業経営士協議会が共催して実施する研修会です。農業経営士等担い手リーダーが地域農業の施策提案や農業青年の相談役として活躍できるよう、毎年3月に先進農業者の経営視察研修会等を行っています。

2 取り組み内容

 3月6日に佐波郡玉村町の「Fresh Berry」と、伊勢崎市の「株式会社 国太郎」の視察研修会を実施し、担い手育成リーダー等14名が参加しました。
(1)「Fresh Berry」では、H23年に18年間勤めた会社を辞め、藤岡市のイチゴ農家で研修し、藤岡市で農地が見つからなかったために、玉村町で自分のやりたい農業をチラシに書いて、直接農家に配り、JAの紹介で現在の場所で夫婦で就農。2年目に大雪によりほとんどのハウスが倒壊、H27年に鉄骨ハウスと高設栽培施設を再建し、現在に至っている。県いちご品評会で、H28年に知事賞、H29年は金賞を2つ受賞することができた。いちごの品質はもちろんであるが、お客様に気持ちよくいちご狩りを楽しんでもらうための、直売施設内やいちご狩り園の清掃等の気配りを行っている。等のお客様のおもてなしをしっかりと形にした取組の話を聞くことができました。
(2)「株式会社 国太郎」では、H20年に法人化し、家族3人と正社員5人、パート33人でコマツナの周年栽培(施設3ha、露地2ha)を行っている。安定した供給と労務管理に重点を置き、施設で8~9回、露地で4回の作付を行い、施設や農地に空きが出ないように、収穫と耕耘・播種を1日で実施、出荷調整と収穫作業等の分業化と班編制、シフト制・週休2日の導入等により、作業の効率化と魅力のある雇用形態の両立を実現している。また、常にほ場巡回し生育状況の把握と従業員との対話により、安定した供給と効率的な作業体系の確立を裏付けている等の企業型経営の取組を聞くことができました。

3 今後の方向

 地域農業の活性化に資するため、継続して担い手育成に取り組みます。

イチゴ農家の視察写真
イチゴ農家の視察

平成28年度農家経営参画セミナー第4回講座(視察研修会)

 平成29年3月10日に農家経営参画セミナー28第4回講座を開催しました。新規参入者がチーズ作りやカフェを経営する事例を通じて、農業経営や直売に活かすための知識を学ぶことができました。

1 ねらいと背景

 農業の6次産業化など女性農業者の活躍が期待されており、次世代の女性リーダーの育成が必要です。そこで、農業経営や直売に生かせる知識及び技術を習得するとともに、受講生同士の交流を深めることで仲間をづくりを進め、農村女性のネットワーク拡充を図るため、セミナーを開催しました。

2 取組の内容

 平成29年3月10日(金)に前橋市粕川町にあるチーズ工房ThreeBrown有限会社松島農園を訪れ、松島薫氏からチーズ工房ThreeBrownの経営概況や経営理念について説明を受けました。ブラウンスイス3頭から飼育を始め、おいしいチーズ作りにこだわり、ミルクを運ばないことを念頭に搾乳場とチーズ加工場を隣接させています。直売所を建設中で、お客様にまた来たいなと思ってもらえる環境づくりに努めているそうです。
 次にギーモカフェにおいて、野菜ソムリエ、食育マイスター、ベジフルビューティーアドバイザーでもある茂木曜子氏からカフェを始めるきっかけやカフェオープンに向けて、現在までの活動をお話いただきました。コンセプトを決め、リサーチ、原価計算をすることなど参考になることをお話いただき有意義な研修となりました。

3 今後の方向

 若手女性農業者が先進事例を通じて農業経営や直売にいかせる知識を学び、レベルアップできるよう、普及指導課では農家経営参画セミナーを引き続き行っていきます。

チーズ工房の視察写真
チーズ工房の視察

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