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病害虫係の紹介

更新日:2022年5月23日 印刷ページ表示

病害虫係の業務概要

 農業生産における病害虫防除でも、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて、多様な防除技術を組み合わせた総合的病害虫管理(Ipm)技術の導入が求められています。そのため、Ipm技術および環境に優しい防除体系を開発し、農作物を病害や虫害から守るための試験研究を行っています。

病害虫係の試験研究課題

  • 農作物における原因不明症の解明と対策
  • 農作物新農薬実用化試験
  • 地域特産作物の農薬登録等促進対策
  • 新たな脅威となる害虫種に対する対策技術開発と薬剤抵抗性管理のためのデータ整備
  • 施設キュウリにおけるつる枯病の発生要因の解明と防除技術開発
  • 春および夏ネギにおける黒腐菌核秒の省力的防除技術の開発
  • ニラのネギネクロバネキノコバエに帯する熱を利用した防除技術の開発
  • 農業データとオープンデータの融合・解析による新たな病害虫情報の抽出

病害虫係の主な研究成果

ぐんま農業新技術等

  • ハウスのニラ栽培終了後のニラ残渣に生存するネギネクロバネキノコバエの防除
  • ニラのハウス栽培におけるネギネクロバネキノコバエ防除体系
  • アミスルブロム水和剤とムギ類全面散播被覆栽培との組合わせによるコンニャク根腐病の防除
  • ミヤコカブリダニ製剤を利用したナシのハダニ類防除
  • アジサイ斑点細菌病に対する有機銅水和剤の秋季における予防散布による防除効果

主な論文

2022年

  • 露地育苗管理時の殺菌剤散布によるアジサイ斑点細菌病の発病抑制(日本植物病理学会報、2022年、88巻,12-17)

2021年

  • ナミハダニ黄緑型およびカンザワハダニに対する気門封鎖型薬剤の異なる処理量における殺成虫および殺卵効果(関東東山病害虫研究会報、2021年、第68集、56-58)
  • 群馬県におけるナスのミツユビナミハダニに対する各種薬剤の殺虫効果(関東東山病害虫研究会報、2021年、第68集、59-61)

2020年

  • 鉢物アジサイの屋外管理時における斑点細菌病菌Acidovorax valerianellaeの感染(関東東山病害虫研究会報、2020年、第67集、27-29)
  • 土壌温度がネギ黒腐菌核病の発病に及ぼす影響(日本植物病理学会報、2020年、86巻、148-150)
  • ネギ黒腐菌核病に対するシメコナゾール粒剤の発病抑制効果および発病に影響を及ぼす要因の一般化線形モデルによる解析(日本植物病理学会報、2020年、86巻、9-16)
  • Predicting disease occurrence of cabbage Verticillium wilt in monoculture using species distribution modeling(Peerj、2020年、e10290)

2019年

  • Ralstonia solanacearum colonization of tomato roots infected by Meloidogyne incognita(Journal of Phytopathology、2019年、167巻、338–343)

2018年

  • Evaluation of the potential biocontrol activity of Dicyma pulvinata against Cladosporium fulvum, the causal agent of tomato leaf mould(Plant Pathology、2018年、67巻、1883-1890)

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