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釣り堀でのマス類の種類別釣りやすさ

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

釣り風景

 一般的にマス類といってもその種類は非常に豊富で、群馬県でもニジマス、イワナ、ヤマメなどが釣り対象魚としてお馴染みです。特にニジマスは、釣りやすい魚として釣り堀では最も利用されている魚種ですが、その反面、ベテランの釣り人から飽きられて敬遠されている傾向があります。

 そこで、釣り堀で利用出来る魚種を確認するため、イワナ、ヤマメ、ブラウントラウトがニジマスに比較してどのような釣獲特性を示すか各種試験をおこないました。その一部を紹介します。

 コンクリート製の池に各魚種を単独で100尾放流し、ブドウ虫を餌にしてて4人で各魚種を1時間ずつ釣り続けたところ、ニジマスは87尾、イワナは20尾、ヤマメは34尾、ブラウントラウトは71尾が釣られました。この釣れ具合は、ニジマスを1とすると、イワナが0.2、ヤマメが0.4、ブラウントラウトが0.8となり、ニジマス、ブラウントラウト、ヤマメ、イワナの順に釣るのが難かしくなっていくということになります。このようにマス類の釣獲難易度を単純に数字化することができました。

 この数値を念頭において、釣り堀で各種のマス類に挑戦してみて下さい。