ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 水産試験場 > 薫製の作り方

本文

薫製の作り方

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

 キャッチ&リリースを心がけている方にも是非一度試して欲しいのがニジマスの薫製です。放流魚でも天然魚でも素材に大きく左右されずにおいしくできるので、家族もきっと喜ぶでしょう。基本的な作り方を伝授しますので、後は皆さんの好みで、香草やブランデーを食塩水に添加したり、いろいろ工夫して下さい。

作り方

(1)最初は全長約30cmの魚が作りやすいでしょう。腹を割き、内蔵を取り除きます。背骨に付いている赤黒い腎臓も洗い流します。さらにエラも取り除きます。

(2)7%の食塩水(水10リットルに食塩750gを溶かす)を20リットル容のバケツに10リットル作ります。これに(1)の魚を20尾程入れ、15時間程漬けます。この作業は夕方から翌朝にかけて行えば良いでしょう。

(3)ステンレス製の針金で作ったフックを1尾ずつアゴから口に刺し、ひなたに干します。腹に折った割り箸を入れて乾きやすくします。好天の冬ですと35時間程かかります。朝干せば、翌日の夕方までです。猫にいたずらされないような所に干しましょう。なお、夏は冬の半分ほどの時間で乾きます。

前処理

(4)家庭用焼却炉を改造したスモーカー(写真左)に、市販のスモークウッド(写真右)1本を2つに割り、両方に着火し燃え尽きるまで(4時間程)薫煙します。外気温によりますが低くても50度以上に炉内の温度が上がります。

スモーカーの画像
スモーカー

スモークウッドの画像
スモークウッド

(5)これでできあがり!保存は新聞紙に包んで冷蔵保存します。

燻製