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ワークライフバランス1(平成29年度)

更新日:2018年3月23日 印刷ページ表示

市町村課(選挙管理委員会) 糸井 祐貴

育児休業(平成29年度)写真

1 育児休業等の取得歴

育児休業等の取得歴一覧
育児休業等の種類 利用期間 利用時の所属
 配偶者出産休暇  平成28年2月12日~16日  現所属
 男性職員の育児参加のための休暇  平成28年2月17日~23日  現所属
 育児休業  平成28年10月3日~平成29年1月31日  現所属

2 育児休業等を利用した感想

 子どもが生後8か月頃に育児休業を取得しました。
 世間では、男性の育児休業取得がまだまだ当たり前とは言えないなかで、男性である自分が育児休業を取得するからには、熱心に育児に取り組んで実りある時間にしなければならないという漠然とした気負いがありました。
 はじめは、子どもが何を求めているのか分からず戸惑ってしまうこともありました。しかし、仕事から離れてひたすら子どもと向き合う日々を重ね、また、ときには地域の子育て支援事業に親子で参加するなどしながら、子どもとの接し方を身につけることができました。
 今回育児休業を取得することで、日々成長し、容姿や言動等が変化する乳幼児期に、朝から夜まで子どもと過ごす時間を確保できたことは、自分の人生にとって非常に有意義であったと思います。
 また、家事と育児を妻と分担することで、心と時間に余裕ができ、夫婦ともに育児ストレスを感じることもありませんでした。心にゆとりが生まれることで、父親としての育児への向き合い方をじっくりと考えることができたのも良かったと思います。
 そして、これらの経験をしたおかげで、職場復帰後も積極的に育児参加する習慣がつき、子どもとの良い関係を築けています。今では仕事から帰ると、子どもが遊んで欲しいとせがむので遊び相手になるのが日課です。ただ、夜遅くなっても寝てくれないのは嬉しいような悲しいような気持ちです。

3 育児休業を取得することに対する職場の雰囲気、職場復帰したときの感想

 職場では、小さい子どもを持つ職員が多いこともあり、男性職員の育児休業取得を理解してもらえました。
 もともと私は、子どもが生まれたら是非育児休業を取得したいと考えていましたが、一方で、職場には何と言って切り出そうかと思い悩んだ時期もありました。そんな折、当時の上司が「育児休業とか取らないの?おれだったら取るね。」と話しかけてくれ、その一声が、職場に希望を出すにあたって気持ちの面での後押しになりました。
 また、休業期間が4か月程度だったからかもしれませんが、この休業も通常の業務スケジュールを立てるように考えて、「○月○日までは□□業務、それ以降は育児、復帰後の○月○日からは△△業務を開始」くらいの考え方だったので、休業の前後で体力的な面でも気持ちの面でも特段不安を感じることはありませんでした。
 業務の面でも、休業前には、上司に係内の業務分担を組み直してもらい、同僚にも快く担当業務を引継いでもらうことができ、自分が休むことについて、係全体で受け止めてもらえました。休業中も、上司が折に触れて職場の状況等を伝えてくれたので、所属の職員とのつながりが途切れていると感じることはなく、復帰直後もスムーズに職場の雰囲気に馴染めました。

4 家庭における配偶者との役割分担

 育児においては、母親である妻にしかできないこともあります。その上で父親として自分ができることは何か、苦労している妻のフォローをできることはないかなどを常に意識し、夫婦二人三脚で育児をしながら、お互いに負担がかからないように役割を分担しています。
 今後も子どもの成長に伴って育児の内容が変化することがあると思いますが、自分と妻の仕事の状況や生活リズムに合わせて、その都度、最適な役割分担を探っていきたいと思います。

育児休業期間中

 私は、午前中の育児や昼食の準備、夕方の育児、入浴を主に担当し、妻は、朝食の準備や昼寝の寝かしつけ、夕食の準備、就寝の寝かしつけを担当しました。これら以外の家事・育児は共に行うか、その都度、手が空いている方が行っていました。

育児休業期間外

 私は、朝の着替え、夕方の育児、入浴、休日の育児全般を主に担当し、妻は、平日を中心に、これら以外の家事・育児を担当しています。

5 仕事と家庭の両立で心がけていること

 最近では、19時頃には子どもをお風呂に入れるので、平日は、これまで以上にメリハリをつけて計画的に業務をこなし、終業時刻には速やかに退庁できるようにしています。また、業務が残った場合であっても、その日に区切りをつけなければいけないところはどこか、翌日以降に回して支障がないのはどの程度であるかなどを見極めて段取りをつけ、終業時刻で退庁できるように心掛けています。
 平日は妻の育児負担が大きいため、週末は自分が主になって子どもの面倒を見ることとし、少なくとも土日のどちらかは妻が一人で自由に過ごせるようにしています。また、自分の時間を確保するにあたっては、平日の職場の昼休みを有効に活用し、趣味であるトライアスロンのイベントに出るための走り込みなどをしています。

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