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インターネットやSNSにおけるトラブルから子どもたちを守るために

 携帯電話、スマートフォン、携帯型音楽プレーヤー、携帯型ゲーム機などインターネットに接続できる機器を持つ子どもたちが増えてきていますが、それに合わせてトラブルに巻き込まれる事例も増加しています。インターネットは便利なツールですが、使い方を間違えると場合によって危険性も含まれています。特に最近は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や無料通話アプリ等でのトラブルが急増しているという実態もあります。
 「生活習慣の乱れやネット依存」「いじめ」「個人情報の流出」「安易な書き込みによるトラブル」「悪意のある大人とつながる危険性」「高額請求(課金トラブル)」などの危険から子どもたちを守るため、インターネットの危険性を学ぶとともにその対策に取り組みましょう。

1,インターネット利用者数とインターネットに接続できる機器

 インターネット利用者数は、全世界で25億人以上、日本国内で9000万人以上と多くの人が利用しています。利用者の多くは安全かつ適切に利用していると思われますが、2のようなトラブルや危険性もあります。 また、インターネットに接続できる機器には、パソコンや携帯電話、スマートフォンなどがあり、最近は中学生の携帯型音楽プレーヤーでのインターネット利用、小学生では携帯型ゲーム機からのインターネット利用も増えてきている実態もあります。

イラスト:パソコン

イラスト:携帯電話


2,インターネットやSNSなどのトラブルや危険性

(1)「生活習慣の乱れやネット依存」の危険性

 インターネットやゲーム、メール等を夜遅くまで止めることができない子どもたちが中にはいることも事実です。その結果、睡眠不足などから勉強する気が起きなくなり、授業に集中できずに成績が低下する事例もあります。また、長時間にわたって画面を見続けることによる視力低下やゲーム機の操作のしすぎによる手や指の痛みなどの健康被害や運動不足なども懸念されています。さらに、オンラインゲームは、ゲーム上の友達と連携して進めるものが多く、一人だけ抜けることができずに長時間つきあってしまい、その結果ネット依存になってしまう事例も報告されています。

(2)「いじめ」の危険性

 実際に顔と顔を合わせ相手の表情等を見ながらコミュニケーションをとるのとは違い、文字コミュニケーション中心のインターネットでは相手の反応が見えにくいため、ちょっとしたきっかけから「いじめ」に発展するケースも少なくありません。また、なりすまし投稿による誹謗中傷や無料通話アプリによる悪口の書き込み、仲間はずれ等のトラブルも報告されています。
 インターネット上のいじめは、親や教師などの周囲の大人が気付きにくい面もあり、保護者などの大人が子どもたちの様子を注意深く見守ることが大切です。

(3)「個人情報の流出」の危険性

 SNSやプロフなどに安易に自分の名前や学校名といった個人情報を記載したために、嫌がらせを受けるなどの被害が発生しています。また、不正アプリをインストールしてしまった結果、メールアドレスや電話番号を盗み取られてしまう事例も報告されています。さらに、最近の携帯電話には写真データに位置情報を記録できる機能があり、自宅が特定されてしまうことも懸念されています。個人情報を記載しなくても、制服や家の外観を撮った写真をアップロードした場合、個人を特定されるおそれがあります。

(4)「安易な書き込みによるトラブル」の危険性

 個人情報をインターネット上に記載してトラブルに遭う事例は上記に記述しましたが、これ以外にも安易な書き込みによるトラブルや事件が発生しています。インターネットの掲示板に犯罪予告等を書き込んだ小学生が補導されたり、中学生が逮捕されたりする事件も発生しています。さらには、友達の興味関心をひくために非常識な写真を安易に投稿する事例も発生しています。「ちょっとふざけただけ」では許されないインターネットの世界では、子どもたちが被害者になっているだけでなく、加害者になってしまう可能性もあることを大人も理解しなければなりません。また、加害者になった場合、ネット上に掲載された情報が将来に影響を及ぼし、就職や結婚などの妨げになることも予想されます。

(5)「悪意のある大人とつながる」危険性

 警察庁の広報資料によると、平成25年度における出会い系サイトに起因する被害児童数は159人、コミュニティーサイトに起因する被害児童数は1293人となっており、SNSなどのコミュニティーサイトに起因する児童の被害事例が多数報告されています。
 被害児童は「無料だから」「友達のすすめ」などの理由から悪意のある大人とつながってしまうサイトにアクセスしてしまっています。また、手段としては「携帯電話(スマートフォンを含む)」が多くを占めていますが、携帯音楽プレーヤー、ゲーム機などの端末を利用して被害を受けた児童もいます。
 インターネットの普及により、保護者の知らないところで悪意のある大人と子どもたちが連絡を取りやすい環境が生まれているのも事実です。

グラフ:コミュニティーサイトに起因する被害児童数

コミュニティーサイトに起因する被害児童数の推移(警察庁広報資料より抜粋)


(6)「高額請求(課金トラブル)」の危険性

 「無料」とうたっているオンラインゲームで遊んでいる間に、アイテムが有料であることに気づかず購入してしまい、高額の料金を請求されてしまうトラブルが起きています。「無料」とうたっているオンラインゲームは、コンテンツやアイテムの追加は有料の場合がほとんどです。
 また、子どもが親のクレジットカードを無断利用してショッピングサイトを利用してしまったトラブルも起きています。

3,インターネットやSNSによるトラブル防止のために

(1)大人がインターネットやSNSの危険性を理解する。

 インターネットやSNSは上手に使えば便利なものも多いですが、その反面使い方を間違えると危険な面も多くあります。
 保護者などの大人がその危険性を理解した上で、子どもたちに正しい使い方を教えることが大切です。

(2)各サービスの利用規約を必ず確認する。

 使用させるのを不安に感じたら利用について安易に同意せず、親子でしっかり確認しましょう。

(3)ペアレンタルコントロール(保護者による利用制限)を設定する。

 インターネットに接続できる機器の中には、ペアレンタルコントロール機能のついたものもあります。子どもたちが安全安心に利用するためには、年齢に応じ利用制限をかけることも大切です。また、子どもたちに機器を与える際には親子で一緒にルールをつくり、与えた後もルールを守るための見守りや時には適切な指導も必要となります。

(4)フィルタリングサービスを適切に利用する。

 有害な情報から青少年を守るために、群馬県青少年健全育成条例では、青少年(18歳未満)が携帯電話でインターネットを利用する場合には、やむを得ない理由がないかぎりフィルタリングを設定しなければならないと定めています。子どもたちがインターネットを通じて有害な情報に触れてしまう可能性がある機器は携帯電話だけではありません。適切にフィルタリングを設定することをおすすめします。

(5)おぜのかみさま(セーフネット標語)を理解してインターネットを安全・安心に使えるようにする。

 群馬県では、子どもたちがインターネットを安全・安心に使うためにセーフネット標語「おぜのかみさま」を作成しました。

標語「おぜのかみさま」内容

【標語の内容】

【子どもたちを守りたい】

お・おくらない(写真)

「児童ポルノの被害から」

ぜ・ぜったいに会わない!

「性犯罪の被害から」

の・のせない(個人情報)

「個人情報の漏洩から」

か・かきこまない(悪口)

「ネット上のいじめから」

み・みない(有害サイト)

「有害サイトから」

さ・さがさない(出会い)

「出会い系サイトから」

ま・まもる(ルール)

「ネット依存症から」

「おぜのかみさま」の「セーフネット標語「おぜのかみさま」のリーフレットについて」ページへ

(6)親子のコミュニケーションを大切にする。

 インターネットの危険性を理解して安全に使っているつもりでも子どもたちがトラブルに巻き込まれてしまう可能性がないとはいえません。万が一、子どもたちがトラブルに遭ったときには被害が大きくならないうちに大人に相談できるように、日頃から親子のコミュニケーションをしっかりとりましょう。

(7)生活習慣を確立する。 

 現在アプリケーションの種類は90万種類以上にのぼると言われています。その中から必要なアプリを選択し適切に使用するためには、正確な情報収集と正しい判断力が欠かせません。
そのためにも「早寝・早起き・朝ごはん」で、生活リズムを整え、一人一人が正しい判断力と自制心を身につけることが大切です。

 吾妻教育事務所では携帯電話のマナーやインターネットの危険性などに関する研修会や講習会の講師を紹介しています。担当職員を派遣することもできますので、お問い合わせください。

イラスト:おぜのかみさま(ぐんまちゃん)

おぜのかみさま(ぐんまちゃん)


【参考資料】

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