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県政広報紙「ぐんま広報」


ぐんま広報No.206 2006年7月号

  名誉県民に星野富弘さん


 詩画作家の星野富弘さん(60)に群馬県名誉県民の称号が贈られ、6月20日顕彰式が行われました。星野さんは、「詩画」という新しい分野を独自に切り開き、長年優れた詩画の創作活動を続け、多くの人々に生命の尊さを伝え、深い感動と生きる勇気を与え続けています。

自宅周辺を散歩する星野富弘さん
自宅周辺を散歩する星野富弘さん

 

結婚指輪(がくあじさい)
結婚指輪(がくあじさい)

星野富弘さんの代表作品


水彩画
ぺんぺん草
たんぽぽ
結婚指輪(がくあじさい)
コスモス
いのち(おだまき)など
著書
愛、深き淵より。(学習研究社)
四季抄 風の旅(学習研究社)
かぎりなくやさしい花々(偕成社)
山の向こうの美術館(偕成社)など


  星野さんは、みどり市(旧勢多郡東村)出身。群馬大学を卒業後、高崎市の中学校に体育教師として赴任。 そのわずか2カ月後、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷し、手足の自由を失ってしまいました。
 その後長い闘病生活で、唯一動かすことのできる口に筆をくわえ、字や絵を描きはじめ、やがてそれは詩画という形の作品になりました。
 星野さんの温かみのある作品は、多くの人に親しまれています。
 星野さんは「最初は、入院中に書いた手紙に花の絵を描いたのがきっかけでした。人に見てもらうために描いたのではなく、自分を勇気づけるために描いたものでした」と創作を始めたころを思い出しながら話します。
 「教育者としての道はたった2カ月で閉ざされてしまいましたから、自分の描いた詩画が、国語や社会の教科書に使われると知ったときはうれしかったですね。こんな形で教育に携わることができるとは思ってもいませんでしたから。
 皆さん、私の詩画で勇気づけられると話してくれますが、むしろその話を聞くたびに自分の方が勇気づけられて頑張ろうという気になるんですよ」星野さんは田植えの終わった水田を眺めながらにこやかに話してくれました。

名誉県民顕彰式
小寺知事から名誉県民の称号記を贈られる星野富弘さん(県庁 県民ホール)

 ※名誉県民の称号は、昭和62年に条例を制定し、社会の発展に卓絶した功績があり、県民が誇りとして敬愛する人に対して贈られるものです。
 これまでに長谷川四郎(衆議院議員)、土屋文明(歌人)、福田赳夫(衆議院議員)、福澤一郎(洋画家)、小渕恵三(衆議院議員)、牛久保海平(サンデン(株)創業者)の6氏に贈られています。 



  ※星野富弘さんの作品は、富弘美術館でご覧になれます。
  所在地
    みどり市東町草木86
  TEL 0277・95・6333
  FAX 0277・95・6100 
  ホームページアドレス
  http://www.tomihiro.jp

富弘美術館アクセス


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