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リポーター番号19 八田信江さん(伊勢崎市)のページ11
◇ 「女の自立 男の自立」 落合恵子さんの講演より(6月26日 伊勢崎市)
6月23日〜29日は男女共同参画週間で、あちこちで記念講演会の告知を目にしました。伊勢崎市では6月26日、境総合文化センターで落合恵子さんによる「女の自立 男の自立 新しくあなたらしくきらめいて」と題した講演がありました。
現在、執筆・出版活動に加えて、東京家政大学でジェンダー論の教鞭をとる落合さんは、この日、白いジャケットにパンツスタイルでさっそうと登壇。深夜放送のDJとして多くのリスナーを魅了していた「レモンちゃん」のころより、もっと輝いて見えました。
そのわけは、落合さんの加齢に対する考え方にあるようです。年を重ねることにマイナスイメージをもたないで、とのメッセージのなかに、とても印象的な部分がありましたのでご紹介します。
それはリア・ロバックというカナダの社会運動家のことばです。
「わたしの目尻に刻まれたこの皺(しわ)は、過ぎた日々の笑いが刻んでくれたものです。わたしの額の皺は、自分の頭で考えて生きてきたあかしです。そうして、わたしの口の周りにできた皺は、負けないぞ、と奥歯をかみしめたときにできたものです」。皺は人生の地図、だからツルンとした肌のころに帰りたいとは思いませんというものです。

このお話をきいて、「カラスの足跡恐怖症」から解放された女性も少なくないのではないでしょうか。真の自立とは何かを問われたように思います。そして落合さんの白髪がまぶしく見えた瞬間でもありました。
会場にはご夫婦で肩を並べる姿も多数見られました。男女が共通の認識に立つことによって、年を重ねることがすてきだと思える世の中になっていくのでしょう。
講演が終わって、会場から出てくる女性には穏かな笑顔皺が刻まれていました。
「定員は700人ですが、満席のためお帰りなった方も大勢います」と語る記念講演会開催実行委員も、美しい白髪の女性でした。
※01年度ベスト・エッセイ集『母のキャラメル』(日本エッセイスト・クラブ編 文芸春秋)に収録されている落合さんの「新・鮮・加齢日記」のなかにも、リア・ロバックの発言が引用されています
八田信江さんのこれまでのリポート
◇ 座して見る花菖蒲も風流/旧秋元別邸で「花菖蒲お座敷鑑賞会」(2005年6月21日 館林市)
◇ 古楽器「クラヴィコード」の音色、ご存知ですか?(2005年5月28日 太田市)
◇ 豪農屋敷で「能に親しむつどい」(2005年5月15日 伊勢崎市)
◇ 心を澄ませて香りを聞く/相川考古館で香遊び(2005年5月5日 伊勢崎市)
◇ 春の花レポート伊勢崎編(2005年4月27日 伊勢崎市)
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◇ 上州の地酒が勢ぞろい、「群馬のお酒フェスタ」(2005年4月22日 伊勢崎市)
◇ 伝統文化、次の世代へ/伊勢崎茶道会が大茶会(2005年4月3日 伊勢崎市)
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◇ 骨董市は現代人のオアシス(2004年6月5日 桐生市)