群馬県民リポーターのページ
リポーター番号19 八田信江さん(伊勢崎市)のページ4
◇ 上州の地酒が勢ぞろい、「群馬のお酒フェスタ」(4月22日 伊勢崎市)
![]() |
![]() |
県内の日本酒メーカーが一堂に会し、自慢の銘柄を紹介する「群馬のお酒フェスタ」が4月22日、伊勢崎市内で開催されました。群馬県酒造協同組合が主催、県などが後援するイベントで、6回目を数える今回は29の蔵元が参加。今期に仕込んだ新酒200種余りが出品され、飲み比べを楽しんでもらおうという企画です。
地酒といえば一般には、新潟などの米どころが有名ですが、群馬県にも40近くの蔵元があり、それぞれに個性ある酒造りがされています。とくに近年は、県産業技術センターが開発した「群馬KAZE酵母」の登場や、酒造好適米として認可された酒米・県産「若水」の普及により、「群馬ならではの地酒が続々と生まれている」ということです。
日本酒の原料は米と水と酵母。本県が水質に恵まれていることはよく知られていますが、県産の米と酵母がそろった今、本当の意味での地酒造りが始まったといえるでしょう。
![]() |
![]() |
日本酒業界には現在、酒質の多様化・個性化が望まれていますが、こうした時代に呼応する群馬の酒造りは、全国規模のコンテストでも評価されているようです。独立行政法人「酒類総合研究所」が毎年開催する「全国新酒鑑評会」は、全国の清酒メーカーが大吟醸酒を出品し、その造りの技を競うもの。群馬県では昨年11の蔵元が入賞し、うち4社が金賞を獲得しています。
また群馬の冬の寒冷な気候や空っ風、雪雲を通って浄化された澄んだ空気は、良質の酒造りに最適の環境とか。こうした風土を背景に、倉渕村には創業元禄3年という造り酒屋もあり、300年以上も伝統の技を守り伝えていることに感銘を深くしました。
このイベントに参加したのは、一般消費者200余人。「水芭蕉」「尾瀬の雪どけ」「赤城山」など、郷土をほうふつとさせる酒銘に胸おどらせながら、各蔵元のブースをめぐり、飲み比べを堪能しました。
八田信江さんのこれまでのリポート
◇ 伝統文化、次の世代へ/伊勢崎茶道会が大茶会(2005年4月3日 伊勢崎市)
◇ 揺れる明かりのなかで、夜の茶会(2005年3月26日 桐生市)
◇ 骨董市は現代人のオアシス(2004年6月5日 桐生市)