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大澤正明
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平成30年度9月補正予算案知事記者会見要旨(9月10日)

■日時    平成30年9月10日(月)午前10時00分~10時21分

■会場    記者会見室

■出席者  県:知事、副知事、総務部長ほか
       記者:記者クラブ所属記者等 21人
■記録作成 広報課(報道係)

■会見要旨

 ◎知事発言

 本日までに取りまとめました、9月補正予算案について発表いたします。なお、第3回定例県議会は、9月18日火曜日に招集する予定です。
 当初予算につきましては、1年間を見通して、必要となる経費をすべて計上する通年予算の考え方に基づいて編成しました。
 また、5月補正予算では、公共事業につきまして、当初予算額を大きく上回る国費を確保できたことから、例年9月補正予算で対応しているものを前倒して、130億円を予算計上したところです。
 現在、これらの予算に計上した各事業の着実な執行に全力で取り組んでいるところでありますが、県民生活に関わる緊急の課題等に適切に対応するため、補正予算を編成することとしました。
 一般会計の9月補正予算の規模は、37億2,333万円であります。補正予算の主な内容を説明します。
 まず、本県の伝統産業である蚕糸業の活性化を図るとともに、医療用GMカイコの普及拡大を進めるため、稚蚕人工飼料センターの機能を強化します。
 また、平成32年4月からの群馬デスティネーションキャンペーン(DC)に向け、広報宣伝、誘客対策を進めます。併せて、新たに群馬デスティネーションキャンペーン等支援資金を創設し、誘客に積極的に取り組む企業を支援します。
 八ッ場ダム関連では、平成31年度のダム本体工事の完成を控え、長野原町、東吾妻町からの受託事業費を増額し、生活再建事業の促進を図ってまいります。
 また、公共事業につきましては、河川、道路や、治山・農業水利施設の整備費を増額し、水害等への対応を強化してまいります。
 最後に組織改正について説明します。
 去る8月10日に発生した県の防災ヘリコプター「はるな」の事故については、亡くなられた方々のご遺族に対して、一日も早く安心した生活を過ごせるよう支援を行ってまいります。
 また、二度とこのような事故が起きないよう、従来の防災ヘリコプターの安全管理体制の全面的な検証と、今後の防災航空体制の検討を行うため、本日付で消防保安課に「防災航空体制検証・再建室」を設置します。
 説明は以上です。

 ◎質疑応答

○補正予算の内容について

(記者)

 緊急の課題等に適切に対応するため編成したということですが、特に重点的に力を入れた部分はどのようなところになるのかお願いします。

(知事)

 今回は、特に県民生活に係る緊急な対応が真に必要なものについて、予算編成を行ったところです。例えば近年多発している豪雨災害を踏まえた河川の防災・減災対策など、県民の安全・安心を確保するための単独公共事業を増額することとしました。また、国の地方創生関連交付金などを最大限活用し、蚕糸業の活性化を図るための稚蚕人工飼料センターの機能強化や2020年の群馬デスティネーションキャンペーンに向けた取り組みなど、早急に着手すべき事業について予算措置を行うこととしたところです。

○県防災ヘリコプター「はるな」墜落事故に係る今後の対応について

(記者)

 補正予算の主要な事業の中には防災ヘリに関係するものが見当たらないように思いますが、今後の対応についてはどのようにお考えですか。

(知事)

 防災ヘリの今後の対応についてですが、この事故によりまして、これまで数多くの人命を救ってきた9名の尊い命が失われたことは、誠に痛恨の極みであり、お亡くなりになった方々に心から哀悼の意を表します。ご遺族に対しましては、通夜・告別式に私も参列し、弔意を表し、お悔やみを申し上げたところです。引き続き、配置した専任の職員により、健康や生活面などのケアにあたるとともに、今後、補償の相談等にも丁寧に対応していく考えです。また、その後の対応としては、運輸安全委員会による調査及び県警による捜査に全面的に協力し、事故原因の早期究明に努めています。

(記者)

 予算措置の面では、例えばヘリの機体の回収の時期等、まだ調整している段階だと思いますけれど、今後の予算措置はどのように考えていらっしゃいますか。

(知事)

 これらの回収ができる段階になって対応していきたいと思います。

(記者)

 補正予算での対応は。

(知事)

 既決(予算)で対応できるか、必要であれば補正を組んで対応していきたいと思っています。

○県立学校のブロック塀の安全対策について

(記者)

 県立学校のブロック塀の早急な安全対策に関してですが、既決の予算で対応されるということで、教育委員会が関係するものとはいえ県民の安全・安心を守る立場から、どのようにブロック塀の安全対策を進めていくべきだとお考えですか。

(知事)

 教育委員会では、大阪の事故を受けまして、市町村の教育委員会に対しましてブロック塀の安全点検・安全対策及び通学路の安全点検・安全確保を要請してきたところです。県立学校においては建築技師が専門的な立場から詳細な現地調査を行い、安全対策が必要なブロック塀については既に注意喚起等の応急対策を講じています。必要な安全対策に当たっては、児童生徒の安全確保が何よりも重要であることから、通学路に面したものから優先的に、既決予算で迅速に対応することといたしました。残りのブロック塀についても、平成31年度以降早期に対応したいと考えています。

○群馬DCについて

(記者)

 群馬DCに関してですが、広報宣伝等にもこれから力を入れて取り組んでいくことと思いますが、もう少し具体的な取り組み内容など、知事として群馬DCの成功に向けてどんな考えをお持ちか改めてお聞かせください。

(知事)

 群馬DCは(平成)23年に実施しましたが、あの時は東日本大震災の関係で観光関係の業者の皆さんは非常に深刻な状態で、東日本大震災の影響を乗り越えるために、この群馬DCに本当に真剣に取り組んでくれました。あれから既に7年たって、あと2年後にDCを行うのですが、もう一度DCのあり方を見直してさらに奥の深い群馬の観光資源を掘り起こして、しっかりと安定的にお客様を迎え入れられるような体制整備をすることが大事だと思っています。

○障害者の雇用をめぐる問題について

(記者)

 障害者の雇用をめぐる問題で、障害者手帳の確認などをせずに雇用していて、障害者雇用率に算入していたという事例が地方自治体などでも出ていますけれど、群馬県においても調査を進めている段階だと聞いていますが、現段階においてどのような状況になっているかお聞かせください。

(知事)

 群馬県では職員が障害の有無に関わらずその能力が発揮できるように、障害を有するために一定の配慮が必要となるような場合には、それぞれの障害特性を踏まえつつ、配属先を考慮するなどの対応を行ってきたところです。国へ報告している雇用率については、現在、担当課において調査を行っているところであり、実態をよく調査して、結果を速やかにお知らせできるように取り組んでいます。

(記者)

 見通しとしてはいつごろその調査は終わりますか。

(知事)

 できれば今週中にはとりまとめをして、来週には発表できるようにしたいと思っています。

○組織改正について

(記者)

 組織の改正について伺います。消防保安課に「防災航空体制検証・再建室」を設置されるとありますが、職員の配置ですとか、その後、外部の有識者を含めた委員会組織について、どういったスケジュール感で行っていくのでしょうか。

(知事)

 外部の委員には、航空専門家や他県の防災ヘリ関係者などを委嘱したいと考えておりまして、スケジュールについては、今月中に委員会を発足させて、できるだけ早い時期、できれば来年の1月を目途に報告書をとりまとめたいと考えているところです。

(記者)

 再建室はどういった人数での組織となるのですか。

(総務部長)

 室長以下3名です。

(記者)

 本日付けで設置とのことですが、室長にはどなたを当てられるのでしょうか。

(総務部長)

 消防保安課の経験者です。

(記者)

 デスティネーションキャンペーン推進係を10月1日付けで設置されるとのことですが、どれくらいの陣容になるのでしょうか。

(総務部長)

 係長以下3名です。

○県防災ヘリコプター「はるな」墜落事故に係る今後の対応について(再)

(記者)

 ヘリの関係で、委員会の人数は何人になるのでしょうか。

(総務部長)

 まだこれからです。

(記者)

 再建室は3人とも専任でしょうか。

(総務部長)

 専任です。

(記者)

 改めて事故から1カ月を受けてのご感想はありますか。

(知事)

 このような事故が起きないように徹底的に検証して、まずは防災航空隊員の安全を図るとともに、県民の安全・安心を確保するためにも、防災航空隊の再建を急ぎたいと思います。

(記者)

 再建室と有識者の委員会との関係、役割分担ですが、再建室の下で委員会が具体的なことを検討するのでしょうか。

(総務部長)

 委員会のご意見を伺いながら検討をしていくということです。

(記者)

 合同追悼式の日程ですが、10月12日とご遺族に提示されて、その後キャンセルされましたが、決定はいつ頃になりますか。

(知事)

 日にちも決定したわけではなく、意向を確認しに行ったところでありまして、遺族のご意向を大事にしながら、県として防災航空隊と吾妻広域消防本部の皆さんを心から追悼したいという思いで、県の追悼式を行いたいと思っています。

(記者)

 ご遺族のご意向を聞いてということですね。

(知事)

 そうですね。意向を踏まえて。

(記者)

 後継のヘリであるとか、自主運行を民間に委託するかなども再建室で検討することになるのですか。

(知事)

 いろいろな課題について幅広く検証して、委員会でご意見を伺いたいと思っています。

(記者)

 委員会で意見を聞いて、再建室で今後の運行をどうするかを決めていくと。

(知事)

 方向性を出していきたいと思っています。

(記者)

 ヘリの関係で、県が行政指導を受けて、実際とは異なる飛行計画が作成された理由などについて、東邦航空から報告を待っている段階だと思いますが、その報告がいつ頃を目途に来るかなどは県に話はあるのですか。

(知事)

 東邦航空からまだ答えは来ておりません。しっかりと検証してもらって、それに基づいて群馬県としても国土交通省に報告しなければなりませんので、しっかりとした報告をいただきたいと思っています。

(記者)

 月内を目途とかそういったものというのは特段設けておりますか。

(知事)

 できるだけ早くということは言っていますが、検証には時間がかかるかもしれません。

(記者)

 追悼式の件ですが、遺族の一部からは反発する声も上がっていますが、県の対応として問題がなかったかというのは、知事としてどのように受け止めていますか。

(知事)

 遺族のお気持ちを踏まえてですね、丁寧に説明に行かなければいけないと思っています。

○障害者の雇用をめぐる問題について(再)

(記者)

 障害者の法定雇用率の件ですが、群馬県の調査結果が出るのが、他県に比べ少し遅いのではと思うのですが、その理由としてはどのようなことがありますか。

(知事)

 一人一人、丁寧に対応しているということだと思います。

(記者)

 さきほど来週には発表したいという話でしたが、県教委も含めてということでよいですか。

(知事)

 県教委も含めてです。

( 以上で終了 )
文章中の()内については、広報課において加筆したものです。

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