No.33ガラス製のなべぶたが突然粉々に割れた!(2006.11)

トップページ > 暮らし > 消費生活・住宅・土地 > 消費生活 > 役立つ情報 > 商品テスト情報 > No.33ガラス製のなべぶたが突然粉々に割れた!(2006.11)

商品事故情報「ガラス製のなべぶたが突然粉々に割れた!」

「ガラス製のなべふたが突然粉々に割れた」という相談が寄せられました。今回の事故で、けがはありませんでしたが、状況によっては割れたガラスやこぼれた湯などで負傷することもあります。今回は、事故の原因と予防方法についてお知らせします。

 

◆相談内容

平成18年6月に「ガラス製のフタが付いた鍋を夜洗ってテーブルの上に置いておいたら、夜中に突然「パーン」と大きな音がして粉々にひび割れてしまいました。ふたを落とした記憶はありません。原因を調べてください。」という相談が寄せられ、相談者から事故直後の写真と割れた「なべぶた」の提供がありました。

 

◆強化ガラスとは?

調理器具のフタに使われるガラスは、普通の使い方では割れにくい強化ガラスを使用しています。強化ガラスは、金属に焼きを入れるような理由で、高温に加熱したガラスの表面に風を当てて急冷することにより作られます。しかし、ガラスに傷が付いていた場合は、加熱や急冷等の温度の影響を受け、温度変化やちょっとした衝撃をきっかけに、突然一瞬にして粉々に割れる性質があります。

 

◆原因調査

事故直後の写真から、ふたのツマミの周辺からひびが入ったことがわかりました(写真 1)。また、ツマミを詳細に観察した結果、止めネジとふたの間にはさむリング状の金具の一部に角張った突起がありました(写真2・3)これらのことから、つまみ部分を 取り付けるときにかかる強い力が金具の突起に集中したため、ガラスが傷つき、ひび割 れの起点になったと考えられました。

写真1 相談品

  写真1 事故直後の相談品(相談者提供)

写真2 つまみ、写真3 ネジの突起

写真2 つまみの裏側  写真3 ネジ金具の突起(200倍に拡大)

 

◆同種事故の発生状況

全国の消費生活センターに寄せられた同種事故の相談を調べた結果、H13~17年の5年間で63件、毎年10件前後の事故が発生していました。また、みそ汁や煮豆の煮汁で鍋が密閉状態になり、吹き飛んだふたや割れたガラス、こぼした湯などでけがをしたものが6件ありました。

 

 ★消費者へのアドバイス

次の点に注意して、事故を未然に防ぎましょう。

(1)直接炎に当てたり、ふたを本体からずらして加熱調理しないでください。ふたをずらさなくても、なべとふたの間に菜箸をはさむと蒸気が抜けます。

(2)調理直後に水で急冷しないでください。

(3)ふたを洗うときは、スチールたわし、クレンザー等を使用しないでください。

(4)傷ついたふたは使用しないでください。

図1 ふたを取らずに沸騰させる方法     



<連絡先>
生活文化部消費生活課
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話 027-226-2281
FAX 027-223-8100
shouhika@pref.gunma.jp

群馬県庁

←前のページに戻る

↑ページの先頭へ

〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話番号(代表):027-223-1111
ホームページに関するお問い合わせはこちら