| 新技術導入試験「露地コギク電照栽培」 | |
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平成20年9月19日発 中部農業事務所 普及指導課
中部農業事務所管内の露地コギク栽培は、111戸の農家が12.7haで8月、9月咲き品種を中心にお盆、お彼岸向けに栽培しています。特に渋川市北橘、子持地区では生産者の組織化が図られており、市場出荷や契約出荷が行われている県内有数の露地コギク産地です。 お盆、お彼岸に出荷をあわせるため、品種特性や植調剤などを駆使して開花を調節していますが、近年の気候変動の影響により開花調節技術が安定せず、計画出荷が困難となり経営に影響を及ぼしています。 そこで、茨城県で取り組まれている露地コギク栽培での電照栽培による開花調節技術の導入を検討し、本年4月から渋川市北牧のほ場で露地コギクの電照栽培の実証展示ほを設置しました。茨城県の露地コギク電照栽培技術からは、現地での実用までには顕微鏡を用いた花芽分化の確認などデータ採集が必要ですが、電照管理することで気候変動の影響を最小限にできることが実証されています。また、品質向上や収穫期間の短縮などの効果もあり、計画出荷とあわせて価格安定が図れ、経営の安定につながることが期待されます。 現在までの実証展示ほの結果は、供した4品種共に無電照区より草丈が10cmほど長く、草姿が揃うなど品質面の向上がみられました。開花調節効果は1品種「窓辺」で認められ、無電照区が7月2日開花に対して電照処理区は7月19日開花と17日の遅延効果がありました。 今後は、電照栽培に適した品種の選定と電照技術の確立を図り、農業経営の安定につなげたいと考えています。
該当地域農業振興課題:中山間畑作地における土地基盤整備と園芸作物の振興 該当係:園芸指導係 (情報作成者:園芸指導係 川端 善彦) <連絡先> 農政部技術支援課普及指導室 〒371-8570 前橋市大手町1-1-1 電話:027-226-3062 FAX:027-221-8681 shienka@pref.gunma.jp |
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露地電照栽培風景
顕微鏡を用いた花芽分化確認