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総務企画常任委員会(平成24年7月20日)

1 調査目的

 閉会中の委員会活動として、下記事項について調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

  1. 世界遺産登録の推進について
  2. 新たな重要施策の企画・立案について

2 調査期間

 平成24年7月20日(金曜日)

3 調査項目

榛東村メガソーラー発電所(榛東村)

 ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジー株式会社は、本年3月5日、榛東村地内においてメガソーラー発電所を建設することについて榛東村と合意し、4月に施工を開始し、再生可能エネルギーの全量買取制度が開始される7月1日にメガソーラー発電所の運転を開始しました。
 再生可能エネルギーの主力として期待されている太陽光発電、観光と環境教育の拠点としての利用について調査を行いました。

設備について説明を受けるの画像
設備について説明を受ける

富岡製糸場と絹産業遺産群

 群馬県は、世界の絹産業の発展に大きく貢献した技術交流と技術革新を示す富岡製糸場をはじめとした絹産業遺産を保全継承するため、ユネスコ世界遺産に登録するとともに、それらを活用した地域づくりを推進しています。
 富岡製糸場と絹産業遺産群の構成資産は、富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴の4つから成り立っていますが、そのうち、富岡製糸場及び高山社跡について、登録に向け、整備を進めている現状を調査しました。なお、高山社跡については、6月に隣接する水路や進入路など約350平方メートル部分についても、国史跡指定に追加指定するよう文化審議会が答申しています。

富岡製糸場(富岡市)

 明治5年(1872)に明治政府が設立した官営の器械製糸場で、民営化後も一貫して製糸を行い、製糸技術開発の最先端として国内養蚕・製糸業を世界一の水準に牽引しました。また、田島家、荒船風穴、高山社などと連携して、蚕の優良品種の開発と普及を主導しました。和洋技術を混交した工場建築の代表であり、長さ100メートルを超える木骨レンガ造りの繭倉庫や繰糸場など、主要な施設が創業当時のままほぼ完全に残されています。

東繭倉庫前にての画像
東繭倉庫前にて

高山社跡(藤岡市)

 明治16年(1883)、高山長五郎は、通風と温度管理を調和させた「清温育」という蚕の飼育法を確立しました。翌年、この地に設立された養蚕教育機関高山社は、その技術を全国及び海外に広め、清温育は全国標準の養蚕法となりました。明治24年(1891)に建てられた主屋兼蚕室は「清温育」に最適な構造で、多くの実習生が学びました。

蚕室について説明を受けるの画像
蚕室について説明を受ける

4 出席委員

 委員長:舘野英一、副委員長:井下泰伸
 委員:関根圀男、委員:黒沢孝行、委員:福重隆浩、委員:萩原渉、委員:茂木英子、委員:原和隆


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