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1 若者が選挙に行かない?

質問 若者が選挙に行かない?

先生:今日は、県議会について勉強したいと思います。
学生A:県議会ですか、興味ないなあ。確かに18歳以上には選挙権がありますけど、政治とか選挙とかって、学生にはなじみがないですね。
先生:確かにAさんのような若者は多いようです。令和4年7月10日に第26回参議院議員通常選挙が行われましたが、全国における18、19歳の投票率は34.49%(群馬県内は38.93%)、つまり3人に1人ほどしか投票していませんでした。令和5年7月23日に行われた群馬県知事選挙の投票率は、若者に向けた啓発活動があったにも関わらず、29.65%で過去最低となりました。

学生A:まあ、その程度ですよね。

先生:公益財団法人明るい選挙推進協会が行った全国意識調査によると、令和4年の第26回参議院議員通常選挙で18歳から29歳までの有権者に投票を棄権した理由を複数選んでもらったところ、1位は「選挙にあまり関心がなかったから」、2位は「政党の政策や候補者の人物像など、違いがよくわからなかったから」、3位は「仕事があったから」です。
 投票日に投票できなければ期日前投票をすればいいわけです。それでも棄権したということは、総じて関心がなかったからなのかもしれません。

学生A:自分の1票くらいあってもなくても、大勢に影響はないですよね?

先生:そうは言いますけど、投票しない若者のために政治家が尽力してくれると思いますか?困っていても対策が後回しにされてしまうかもしれませんよ。
学生A:…。
先生:少子高齢化が進む中で、若者の声はただでさえ届きにくくなっています。選挙を通じて声を上げなければ、自分たちの世代が住みやすい社会にしていくことができないのではないでしょうか?

学生A:それは確かに…。なんだか、勉強しなければいけないような気がしてきました。早速ですが、選挙にはどのような種類があるのですか?

先生:大きく分けて国の政治に関わる人を選ぶ選挙(国政選挙)と地方政治に関わる人を選ぶ選挙(地方選挙)があります。国会議員を選ぶのは、衆議院議員選挙と参議院議員選挙です。地方では、知事、市町村長といった地方公共団体の長を選ぶ選挙、そして、県議会議員や市町村議会議員といった地方議員を選ぶ選挙があります。

学生A:投票率は低下してきているのですか?

先生:残念ですが、そのとおりです。県議会議員選挙を例にすると、昭和26年4月の選挙では92.48%でしたが、直近となる令和5年4月の選挙では39.51%で、過去最低を更新しました。

投票率の画像
群馬県議会議員選挙投票率の推移

学生A:投票しないのはなぜなのでしょうか?

​先生:先ほども少し触れましたが、令和4年の参議院議員通常選挙で実施された全国意識調査結果がこれです。

18~29歳代の棄権理由(複数回答)

  • 選挙にあまり関心がなかったから(48.1%)
  • 政党の政策や候補者の人物像など、違いがよくわからなかったから(37.0%)
  • 仕事があったから(33.3%)
  • 重要な用事(仕事を除く)があったから(20.4%)
  • 適当な候補者も政党もなかったから(18.5%)
  • 私一人が投票しなくても同じだから(13.0%)​
  • 選挙によって政治はよくならないと思ったから(13.0%)​

(公益財団法人明るい選挙推進協会)

先生:18歳、19歳の投票率は全体よりも低い傾向が続いています。

県内18、19歳の投票率の推移画像

県内18、19歳の投票率の推移

1 若者が選挙に行かない? (PDF:372KB)

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