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質疑及び一般質問(平成30年7月)

平成30年5月31日、6月1日、5日に開催された質疑及び一般質問では、次の議員が質問を行いました。

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質疑及び一般質問の映像のQRコード

質疑及び一般質問の映像はこちらをご覧ください。

質疑及び一般質問の中から一部を掲載します。

5月31日(木曜日)

本県のSNS相談事業について 自由民主党 金井 康夫

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金井 康夫議員

質問:子どもたちを対象とするSNS相談事業は先駆的な取組ですが、本県事業のねらいと特徴を伺います。

回答:昨年からSNSを介した犯罪被害や問題行動が発生しているため、この相談事業を試行的に実施します。この取組は、不安や悩みがあっても対面や電話による相談をためらう生徒の思いを受け止める、新たなセーフティネットです。生徒が不安定になりやすい夏季休業明け前後の期間に、深夜まで相談を受け付けます。相談期間終了後は取組の結果を分析し、今後の相談体制の在り方等について検討していきます。

骨髄バンクの若者への啓発について リベラル群馬 黒沢 孝行

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黒沢 孝行議員

質問:骨髄バンクでは、「語り部」を派遣する事業を実施していて、若者への啓発に効果があると考えますがいかがでしょうか。

回答:本県の骨髄移植ドナー登録者数は若い世代で少ない傾向にあり、若者に骨髄移植について理解を深めてもらうことは非常に重要だと認識しています。県では、骨髄移植推進シンポジウムの開催や各種イベント会場における啓発などを行っていますが、今後は「語り部」を派遣する事業も含め、特に若者への啓発に効果が見込まれる事業の実施についても検討していきます。

シニア農業者に対する支援について 自由民主党 川野辺 達也

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川野辺 達也議員

質問:農業就業者が減少する中、農業を継続的に発展させるには、知識や経験、技術を持ったシニア農業者が長期的に農業に従事できるようにする必要があると思いますが、どのように考えているのか伺います。

回答:産地で重要な役割を果たしているシニア世代の方々に、野菜生産に従事し続けてもらうことが、産地の維持・発展に欠かせないと考えます。また、シニア世代の技術、施設等の継承が大きな課題になっています。総合的な見地から産地力を維持する仕組みを、市町村や農業団体等とともに研究していきます。

ラウンドアバウトの県管理道路における推進について 自由民主党 岩井 均

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岩井 均議員

ラウンドアバウトのイメージ画像
ラウンドアバウトのイメージ

質問:ラウンドアバウト(環状交差点)には様々なメリットがありますが、県管理道路におけるラウンドアバウト推進についてどのように考えているのか伺います。

回答:県では、ラウンドアバウトは有効であると認識しています。設置の目安は、交差点に流入する交通量が1日当たり1万台未満、歩行者や自転車の交通量が1時間当たり100人未満と考えています。安中榛名駅前交差点は設置の目安を満たしているため、地元の理解が得られれば、「社会実験」として実施する方向で検討していきます。

6月1日(金曜日)

農畜産物等の輸出の現状と今後の取組について 自由民主党 清水 真人

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清水 真人議員

質問:本県産農畜産物等の輸出について、現状と今後の取組、ジェトロとの連携について伺います。

回答:本県農畜産物等の平成29年度の輸出金額は10億円を超え、県農業・農村振興計画に掲げる目標を2年前倒しで達成しました。今後は、人的ネットワークを活用し、欧州・東南アジアでの取組を発展させ、輸出に取り組む生産者の増加、新たな輸出国の拡大などを図ります。またジェトロと連携したバイヤー招聘等により、生産者のビジネスチャンスに繋げたいと考えています。

アルコール健康障害対策推進計画の策定について 公明党 藥丸 潔

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藥丸 潔議員

質問:アルコール健康障害対策基本法の制定により、都道府県のアルコール健康障害対策推進計画の策定が努力義務として規定されたため、県でも計画を策定すべきと考えますがいかがでしょうか。

回答:県では、アルコール依存症についての相談、依存症理解のための講演会開催、支援者養成研修などを実施しています。これまでの取組を一層充実し、アルコール健康障害の予防から回復支援までの総合的な対策を推進するため、年度内に県のアルコール健康障害対策推進計画を策定したいと考えています。

「クビアカツヤカミキリ」の被害状況に対する県の認識について 自由民主党 泉沢 信哉

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泉沢 信哉議員

クビアカツヤカミキリの成虫の写真
クビアカツヤカミキリの成虫

質問:桜や果樹等に被害をもたらす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について、邑楽館林地域で被害が広がっていますが、被害状況等についてどのように認識しているか伺います。

回答:国内では平成24年に愛知県で発見されました。県内では平成27年に館林市内で確認され、昨年の被害状況調査で、邑楽館林地域を中心とした8市町で被害が確認されました。拡散防止には早期発見・早期駆除が要であり、身近な環境の変化に注意することが重要と考えます。

県都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例について 自由民主党 金井 秀樹

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金井 秀樹議員

質問:「中学校区に居住した期間及び勤務した期間が通算して十年以上ある者」という条例第3条第5号の許可要件の撤廃に代わる有効な制度について伺います。

回答:条例に代わる手法としては、都市計画法では、「市街化調整区域における地区計画制度」があります。これは、市街化調整区域の集落内にエリアを定め、新たな住宅や一定規模以下の店舗などの立地を誘導し、集落の維持を目的とする制度です。現在、地区計画を定めるモデル地区の選定を進めています。

6月5日(火曜日)

県道前橋赤城線の歩道設置の進捗状況について 自由民主党 安孫子 哲

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安孫子 哲議員

質問:1月に重大事故が発生した県道前橋赤城線における歩道設置の進捗状況について伺います。

回答:県道前橋赤城線の工事は、渋滞の解消や歩行者及び自転車の安全確保を目的に、歩道や右折車線の設置等を実施します。そのうち、事故現場を含む約400mを優先整備区間として昨年度末から路線測量等を進め、今回上程中の補正予算で用地買収に着手したいと考えています。地元のみなさんのご理解とご協力をいただき、できるだけ早期に工事が完成できるよう努めます。

がん患者の外見ケアについて リベラル群馬 小川 晶

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小川 晶議員

質問:女性のがん患者に対する外見ケアの支援として、相談会や情報交換会などの取組が必要と考えますがいかがでしょうか。また、人工乳房に対する助成制度の創設について、考えを伺います。

回答:県では、相談員を対象とした外見ケアの研修会の開催やピアサポーターの派遣などの取組を行うとともに、患者団体が対象疾患別に開催している女性向けの相談会や情報交換会に関する情報提供を行っています。また、人工乳房に対する助成制度ですが、その費用を公的医療保険や所得税の医療費控除の対象とすることを国に要望していきます。

高齢者就労支援について 自由民主党 原 和隆

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原 和隆議員

質問:高齢社会対策大綱に、高齢者が社会の担い手となって働ける環境の整備等が示されました。人手不足が深刻な本県でも、様々な能力を持つ高齢者の活躍が期待されていますが、知事の考えを伺います。

回答:地域経済の活力維持のためには、高齢者が能力を発揮し、年齢に関わりなく働ける環境の整備が不可欠です。県は関係機関と連携し、高齢者の就労促進に取り組むとともに、「ぐんま元気・活躍高齢者プラン」を策定し、就労支援や社会参加などの高齢者施策を総合的に推進することとしています。引き続き、高齢者が地域の中で活躍できる社会づくりを進めていきます。

県道太田桐生線バイパス整備について 自由民主党 腰塚 誠

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腰塚 誠議員

質問:バイパス整備について、新しい県土整備プランにも位置付けられましたが、今後の見通しを伺います。

回答:県道太田桐生線バイパスは、北関東自動車道(仮称)太田スマートインターチェンジから国道50号に至るバイパスです。現在、桐生市や太田市の意見を聞きながら概略設計を進めています。住民の方のご協力が得られれば、両市と連携して、おおむね10年間での完成を目指し、早期の事業化に向けた取組を進めていきます。


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