ページの先頭です。
現在の位置 議会トップページ > 群馬県議会だより > 第79号(平成31年1月) > 質疑及び一般質問(平成31年1月)

本文

質疑及び一般質問(平成31年1月)

平成30年11月30日、12月3日、5日に開催された本会議(質疑及び一般質問)では、次の議員が質問を行いました。

質疑及び一般質問の映像はこちら「議会中継(インターネット中継)」<外部リンク>

質疑及び一般質問の中から一部を掲載します。

11月30日(金曜日)

北朝鮮人権侵害問題啓発週間の取組について 自由民主党 狩野 浩志

狩野浩志議員の写真
狩野 浩志議員

質問:拉致問題解決に向けて、県民世論を喚起するため、啓発週間内に県庁職員等にブルーリボンを着用してもらいたいと思いますが、県の見解を伺います。

回答:今年度の啓発週間の取組の一つとして、県庁1階県民ホールで開催する「拉致問題パネル展」で、来場者にブルーリボンを配付し、着用をお願いする予定です。また、県庁舎の全職員に対しても、啓発週間を周知するとともに、期間中のブルーリボン着用をお願いし、拉致問題解決に向けた県民世論の一層の喚起に努めます。

児童生徒の投票所の見学について リベラル群馬 角倉 邦良

角倉邦良議員の写真
角倉 邦良議員

質問:平成28年の公職選挙法の改正により、投票所に入ることができる子供の範囲が拡大されましたが、投票率向上対策の一環として、市町村選挙管理委員会や県・市町村教育委員会等に対し、小・中・高校生の投票所での投票の見学について働きかけるべきと考えますがいかがでしょうか。

回答:制度改正で、18歳未満の児童生徒が投票者に同伴して、投票所への入場や見学することが可能となりました。市町村選挙管理委員会や教育委員会にこの制度改正に関する動きを情報提供し、実施に向けての課題を整理するなど、研究していきます。

障害者差別解消条例について 自由民主党 井下 泰伸

井下泰伸議員の写真
井下 泰伸議員

質問:障害者差別解消条例を策定するに当たっての、県のスタンスについて伺います。

回答:共生社会の実現のため、障害のある方に寄り添った条例となるよう取り組んできました。差別事案の解決に当たり、当初は、現状の相談体制で十分に対応できると考え、事案解決手続きの規定を設けないこととしてきましたが、障害のある方等から規定を望むご意見をいただいたため、条例案を再検討しています。次期定例会への上程を目指し、なお一層障害のある方に寄り添った条例となるよう努めていきます。

ヘルプマークについて 公明党 水野 俊雄

水野俊雄議員の写真
水野 俊雄議員

東京都提供のヘルプマークの画像
ヘルプマーク(東京都提供)

質問:ヘルプマークの導入など、社会における障壁の除去についての取組状況を伺います。

回答:ヘルプマークは、外見からは障害等が分からない方でも、周囲に援助や配慮を必要としていることを知らせることができるマークです。県では、必要とする援助や配慮の内容を記入し、周囲にお願いすることができるヘルプカードも検討しており、併せて早期導入に向け検討を進めています。導入に当たっては、県民の皆さんに知っていただくことも重要なため、県ホームページ等でしっかり周知していきます。

12月3日(月曜日)

道路整備の状況について 自由民主党 高橋 正

高橋正議員の写真
高橋 正議員

質問:県道前橋伊香保線バイパスの今後の見通しと、現在事業中の県道南新井前橋線バイパス2期工区、3期工区及び4期工区の進捗状況と今後の予定を伺います。

回答:県道前橋伊香保線バイパスは、平成39年度までに着手予定の事業として県土整備プランへ位置付けられているため、事業化に向けた検討を進めます。県道南新井前橋線バイパス2期工区と3期工区は、用地の約9割を取得しており、平成32年度の開通を目指します。4期工区は、ルートを策定し、詳細な道路設計等を行っています。地元の了解を得た後、用地調査に着手し、平成38年度の完成を目指します。

赤城山の登山ルートの再興について そうぞうぐんま 井田 泰彦

井田泰彦議員の写真
井田 泰彦議員

質問:かつての「赤城駅~利平茶屋~ケーブルカー~赤城山」の登山ルートは歴史的ストーリーがあり、再興すべきだと思いますがいかがでしょうか。

回答:この登山ルートは、ケーブルカーの廃線跡をたどりながら歴史を感じることができるなど、非常に魅力のあるものと考えており、「ぐんまちゃんの赤城山マップ」や「赤城山ポータルサイト」で紹介しています。今後も、一人でも多くの方に赤城山の魅力を知ってもらい、足を運んでもらえるよう、関係市村や関係団体と連携しながら、情報発信等に取り組んでいきます。

街路樹の管理について 自由民主党 穂積 昌信

穂積昌信議員の写真
穂積 昌信議員

質問:景観に配慮しながら、適正に管理していくべきだと思いますが、県の考えを伺います。

回答:本県では、街路樹の適正な維持管理に努めていますが、近年、街路樹の老朽化等の問題が発生しているため、「群馬県街路樹ガイドライン」を検討しています。ガイドラインには、街路樹を植える区間や樹種の選定、現状の目的に適さない街路樹の更新や間引きの検討方針などを盛り込む予定です。今後も、安全かつ快適で、ぐんまの風景にマッチした魅力ある街路樹を目指し、適正な維持管理に努めていきます。

防災ヘリ墜落事故慰霊碑の建立について 自由民主党 南波 和憲

南波和憲議員の写真
南波 和憲議員

質問:今回の事故で亡くなられた方々への慰霊のためにも、このような事故を二度と起こさないことを誓うためにも、適切な場所に慰霊碑を建立すべきと考えますが、知事の考えを伺います。

回答:慰霊碑の建立については、ご遺族から要望が寄せられています。県としても、今回の事故で殉職された方々の慰霊とご遺族の深い悲しみを慰めるために、また、このような事故を二度と起こさないことを誓うためにも、慰霊碑を建立することは意義深いことと考えており、ご遺族のご意見を伺いながら前向きに検討していきます。

12月5日(水曜日)

外国人児童生徒に対する教育について 自由民主党 臂 泰雄

臂泰雄議員の写真
臂 泰雄議員

質問:外国人児童生徒をめぐる現状、県及び市町村教育委員会が取り組んでいる施策及び成果、今後のより充実した日本語教育の必要性について伺います。

回答:平成29年度の公立小中学校の外国人児童生徒数は2553人、公立高校の外国人生徒数は415人です。県教育委員会では日本語指導教員を小中学校に配置し、外国人児童生徒の多い市町村教育委員会では通訳となる支援員を採用し、初期指導教室や拠点校を設置しています。今後の国の動向を見据えながら、児童生徒一人一人に応じた日本語教育を充実させていきます。

子ども食堂の営業許可について リベラル群馬 加賀谷富士子

加賀谷富士子議員の写真
加賀谷富士子議員

質問:子ども食堂の開設に当たり、保健福祉事務所における食品衛生法の営業許可等の対応を伺います。

回答:子ども食堂で、食事を提供する行為が飲食店営業等に該当する場合は営業許可の取得が必要ですが、福祉を目的とした食事の提供で、対象者が特定され、対価が実費程度の場合は、許可取得は原則不要です。保健福祉事務所では事例ごとに相談に応じていますが、営業許可の判断基準が分かりにくいとのご意見もあることから、「福祉目的の食事提供行為における食品衛生管理指針」を策定し、早期に公表します。

群馬デスティネーションキャンペーン(DC)について 自由民主党 荒木 恵司

荒木恵司議員の写真
荒木 恵司議員

質問:2020年春の開催の成功に向けてどのような戦略を考えているのか、特徴的なものは何かを知事に伺います。

回答:今回のDCでは、Gメッセ群馬のオープンと東京オリ・パラの開催年であることを最大限に活かすことが重要と考えます。また、春開催のため、季節の花や街あるきなどの魅力を活かした都市観光も推進し、県全体で取り組むDCとします。県と地域とが連携して新たな群馬の魅力を発信し、満足感のあるおもてなしによりリピーター獲得につながるよう取り組みます。

無電柱化の推進について 自由民主党 中沢 丈一

中沢丈一議員の写真
中沢 丈一議員

質問:災害に強いまちづくりや景観向上の点から、無電柱化を推進していくべきと考えますが、知事の考えを伺います。

回答:今年4月に国の「無電柱化推進計画」が策定されたため、本県でも、今後約10年間に優先的に無電柱化する区間や整備目標を定めた「無電柱化推進計画2019」を策定しています。無電柱化は、防災機能の強化、良好な景観の創出、安全で快適な歩行空間を確保するためにも重要な事業です。今後も「魅力あふれる群馬」の実現を目指して、道路の無電柱化を積極的に推進していきます。


現在の位置 議会トップページ > 群馬県議会だより > 第79号(平成31年1月) > 質疑及び一般質問(平成31年1月)