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【11月21日】第15次群馬県総合計画及び群馬県版総合戦略の評価・検証(平成29年度)について(企画課)

 平成29年11月21日に「群馬の未来創生懇談会」(会長:高崎経済大学 大宮 登名誉教授)が開催され、「群馬の未来創生検証委員会」(委員長:高崎経済大学地域政策学部 岩崎 忠(※注)准教授)から、総合計画及び総合戦略の1年目である平成28年度の評価・検証結果について、報告がありました。検証委員会による総合計画の評価・検証概要は次のとおりです。

1 評価・検証概要

(1)評価・検証主体

群馬の未来創生検証委員会

(2)評価・検証対象

ア 3つの基本目標・13政策に係る、各施策及び事業の取組状況
イ 同基本目標・施策に基づく109項目の目標・指標の進捗状況

(3)評価・検証結果

 平成28年度の施策の取組状況や、目標・指標の進捗状況から総合的に評価・検証を行ったところ、計画1年目の進捗として概ね順調と考えられた。なお、設定された目標・指標については、確定した指標のうち、「目標値を達成」又は「目標に向かって策定時より前進」した割合は78.0%となっている。

【群馬の未来創生検証委員会委員】
氏名 所属・役職 備考
岩崎 忠(※注) 高崎経済大学地域政策学部准教授 委員長
大宮 登 高崎経済大学名誉教授  
小川 惠子 公益社団法人群馬県看護協会会長  
岸 道信 日本銀行前橋支店支店長  
小竹 裕人 群馬大学社会情報学部准教授  
関口 雅弘 株式会社上毛新聞社編集主幹兼論説委員長  
関戸 明子 群馬大学教育学部教授  
曽我 孝之 一般社団法人群馬県商工会議所連合会会長  
富澤 誠 日本労働組合総連合会群馬県連合会会長  
平田 郁美 学校法人共愛学園副学園長  
湯沢 昭 前橋工科大学名誉教授  

(※注)「崎」は「山へんに竒」だが、機種依存文字のため「崎」と表記しています。

2 各基本目標の評価・検証

基本目標1「地域を支え、経済・社会活動を支える人づくり」

  • 基本目標1は政策1~5で構成されており、本格的な人口減少社会を迎える中で、地域・経済・社会活動を支える「人」を最も重要な財産として捉え、人材の育成や活躍の応援、群馬県に人を呼び込む施策を展開している。
  • 特に、人口減少対策の観点では、全国的な傾向と同じく出生数が減少しているが、本県への移住者や転入者数が順調に増加している点は評価できる。また、県内出身大学生等のUターン就職率も増加傾向にあり、東京一極集中の是正に向けて、更なる取組を期待しているところである。
  • 今後、各政策・施策を進めるために留意すべき点としては、「『全国学力・学習状況調査』における全国の平均正答率との差」や、「小・中学校の全国体力・運動能力、運動習慣等調査における合計得点の全国集計との差」など、子どもの学力・体力に関する指標の後退が見られる。これらは、事業の効果が現れるまで一定の期間を要する指標と考えられるが、引き続き取組を進める必要がある。
  • 基本目標1全体としては、スクールカウンセラーの全校配置等の子ども・若者の育成に向けた施策、県立健康科学大学の大学院博士課程の新設等、職業人材の育成に係る施策、若者の県内へのU・Iターン就職を促進するための支援など「交流・移住・定着」の促進に向けた施策、子ども医療費無料化などの子育て支援を通じた「家族の理想実現」に係る施策、障害者の雇用促進強化など、多様な人材の活躍を応援する施策などにより、地域を支え、経済・社会活動を支える人づくりが進められたところである。

基本目標2「誰もが安全で安心できる暮らしづくり」

  • 基本目標2は政策6~9で構成されており、安全で暮らしやすい環境の実現や誰にも優しい安心できる暮らしづくり、医療福祉連携などを進めるための施策を展開している。
  • 特に、災害に強い県土づくりとして、学校耐震化や橋梁・トンネル等の長寿命化、災害・救急医療拠点としての前橋赤十字病院の建設促進等ハード面での充実と、防災マニュアルの整備・改訂やDMAT(災害派遣医療チーム)の編成数増加、近県と連携した防災ヘリコプターの運用等のソフト面の取組など、着実な推進を図っているところである。
  • 今後、各政策・施策を進めるために留意すべき点としては、「がん検診受診率」や「『地域住民がともに助け合う地域力』が重要だとする県民の割合」など、事業による即効的な数値向上が難しいと思われる指標について、継続的に市町村や各種団体等と連携した取組を行う必要がある。
  • 基本目標2全体としては、災害に強く安全な暮らしを実現するための施策、ドクターヘリの運航・回復期病床や介護拠点の整備など、医療・福祉連携による優しいぐんまを推進する施策、ぐんま緑の県民税を活用した森林整備など、優れた群馬の環境を保全し継承するための施策、宅配業者等民間企業との連携による見守り体制の充実など、地域住民がともに助け合う「地域力」強化に向けた施策などが展開され、誰もが安全で安心できる暮らしづくりが進捗した。

基本目標3「恵まれた立地条件を活かした産業活力の向上・社会基盤づくり」

  • 基本目標3は政策10~13で構成されており、産業振興による雇用の維持・創出や、群馬県の強みや特色を活かした地域活力向上のための施策を展開している。
  • 特に、群馬コンベンションセンターについては、交流人口の増加、新たな産業と雇用の創出など、様々な効果が期待されているところである。平成28年度は実施設計に着手するなど、平成32年春の開所に向け、着実な推進が図られている。
  • 今後、各政策・施策を進めるために留意すべき点としては、産業活力の向上には新たな産業の振興も求められることから、引き続き将来を見据え、研究開発支援や研究開発機能の誘致に取り組む必要がある。また、「群馬県のことを県外の人に自慢することができる県民の割合」については後退しているが、「ぐんま絹遺産の認知度」及び「東国文化の認知度」は共に前進しており、こういった個別の群馬の文化や価値のあるものについての関心・理解が、自慢できるという県民意識にもつながると思われ、市町村や各種団体等と連携を強化し、取組を進めていく必要がある。
  • 基本目標3全体としては、次世代産業推進など群馬の未来を見据えた経済・雇用戦略を踏まえた施策、ものづくりや農林業など群馬の産業の強みを活かす戦略の展開、上野三碑のユネスコ「世界の記憶」登録に向けた取組など、群馬の豊かな文化・魅力を活かしたイメージアップに向けた施策、7つの交通軸を強化する道路整備の推進など、群馬の未来を支える社会基盤づくりを目的とした施策が行われ、恵まれた立地条件を活かした産業活力の向上・社会基盤づくりが進められた。
【目標・指標の進捗状況(平成29年9月末現在)】
評価 達成A 前進B 横ばいC 後退D 確定数 未確定数 合計
項目数 21 57 13 100 109
割合(※注1) 21.0% 57.0% 9.0% 13.0% 100.0%    

(※注1)合計から未確定数を除いた「確定数」に占める、各評価の項目数の割合

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