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【小・中学校教員向け参考資料】
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| 本年度、本県で実施した教育課程実施状況調査における、児童生徒への 質問紙調査結果と学力テスト結果の関係では、次のような傾向があります。 ○ 家庭での学習について、「1週間にほとんど、または必ず毎日する」 と答えている児童生徒ほど、学力テストの結果が高い傾向にあります。 ○ ふだん家庭でしている勉強について、予習や復習を中心に取り組ん でいる児童生徒ほど、学力テストの結果が高い傾向にあります。 |
| 国際学力調査(TIMSS2003)による児童生徒への質問紙調査では、学校外 での一日の時間の過ごし方として「宿題をする」時間は、中学生が平均 1時間(国際平均値1.7時間)、小学生が平均0.9時間(国際平均値1.4 時間)であり、調査参加国の中で最も少ないという結果が出ています。 |
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この度、群馬県教育委員会では、小学生、中学生、及び保護者を
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平成17年3月 学力向上推進委員会、群馬県教育委員会
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【宿題についてこんな考え方もできます】 学習の定着! 生活のリズムづくり! 《その日の学校での勉強を、その日のうちに理解するため》 《自ら学び、規則正しい生活習慣を培うため》
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1 宿題について、学校での共通理解を図りましょう。 |
宿題に対する考え方は、教師一人一人によって異なっていることがあります。考え方が違えば、宿題の出し方についても違ってくるはずです。宿題の目的や宿題の効果等について学校内で話し合うとともに、子どもたちや保護者に理解してもらうことも大切です。
| ◎ 宿題を出す目的について ・学習したことを理解し、定着させるためという考え方もできます。 ・子どもたちが進んで学習に取り組み、学ぶ楽しさを感じ取るためという考え方もできます。 ・教師が、学習内容の理解の状況を把握するためという考え方もできます。 ◎ 学年や発達段階に応じた宿題について ・小学校低学年では、本読みなどの基本的なことを、しっかり学習することが大切です。 ・小学校高学年では、自らの考えをノートに書くなどの学習が大切です。 ・中学校では、学習の見通しをもったうえでの自主的な学習への取組が大切です。 ◎ 学習内容に応じた宿題について ・学習によっては、今日出した宿題を、明日提出させることが必要でしょう。 ・学習によっては、一週間程度の期間を置き、子どもたちの思考力などを培う場合も考えられます。 (子ども自身が、宿題によって、何が分かり何が分からないのかを自覚することで、次の授業に生きていくのです。) ◎ 個に応じた宿題について ・子どもの興味・関心や学習の定着度に応じた宿題について考えてみてはいかがでしょう。 ・子どもが「自ら選択できる宿題」について考えることも大切です。 ・宿題の量についての検討も大切です。 ◎ 学習の習慣化につながる宿題について ・復習に限らず、翌日の学習にチャレンジするという意欲をもたせることも大切です。 ・学習への意欲を高めることが、学習の習慣化につながります。 |
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2 宿題について、保護者の声にも耳を傾けましょう。 |
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◎ 学校の考える家庭学習や宿題の意義について保護者にも伝えましょう。 ◎ 保護者の考える家庭学習や宿題の意義(学習時間や学習場所、テレビ等とのかかわり)について意見を聞く場を設け、協力を呼びかけましょう。 ◎ 学年や発達段階に応じた、家庭学習や宿題に対する保護者のかかわり方を、一緒に考えましょう。
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3 宿題の出し方を考えてみましょう。![]() |
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◎ 宿題の目的を明らかにしましょう。 ・宿題により、子どもたちに身に付けさせたい能力や態度を明らかにすることが大切です。 ・学年や発達段階に応じて、習熟を図るため、思考力を養うため、創造性を培うためなど、「定着」から「深める」「広げる」という目的もあります。 ◎ 宿題の仕方を具体的に指導しましょう。 ・小学校低学年では、本読み、手本をまねて書くなど、くり返しできることを教えることが大切です。 ・小学校高学年では、自分の考えや意見をまとめられるように、授業中の学び方を身に付けさせることが大切です。 ・中学校では、学習の見通しをもたせて宿題に取り組ませるために、きめ細かなガイダンスを行ったり、学習計画表やシラバス(学習案内)を活用したりすることが大切です。 ◎ 子どもの能力や興味・関心の程度に応じた宿題について考えてみましょう。 ・基礎的・基本的な事項の定着を図るために、ドリル的な宿題を出すこともあるでしょう。 ・時間をかけて、調べてまとめさせるような課題追究型の宿題も考えられます。 ・興味・関心に応じて、その子なりの体験を踏まえた、自主的な学習としての宿題も考えられます。 ・子ども自ら選択できるよう、数種類の課題を準備することも考えられます。 ◎ 子どもにとって楽しい宿題、家庭で話し合える宿題について考えてみましょう。 ・興味のある本を読み、家族と感想を話し合えるような宿題もあります。 ・課題を工夫することで、明日の学習にチャレンジしたくなる宿題も考えられます。
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| 4 宿題を提出させた後のことも考えてみましょう。 |
子どもにとって、宿題を提出した後、「先生が自分の宿題をどのようにみてくれるのだろう。」という気持ちはいつももっています。宿題を提出したけれど、いつになっても戻ってこないというのでは、子どもの学習意欲は高まりません。
そこで、教師側の基本的姿勢として、「ほめる」「認める」「励ます」「助言する」ということを心がけることが大切です。
それにより、子どもは、「また明日もがんばろう」という意欲をもつようになります。
《次の観点で、提出させた宿題の扱いについて振り返ってみましょう。》
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□ 子どもの努力を認め、励ますようなチェックの仕方を工夫していますか。 ◇ 採点が必要なものは、全員の提出物を採点している。 ◇ 間違っているところは、必ずチェックし、添削等をしている。 ◇ 全員の宿題に目を通し、ほめる言葉・励ます言葉を書くようにしている。 □ 復習や予習を含め、自主的な学習についても目を通し、コメントをしていますか。 □ 宿題を子どもに返す際、「認める」「助言する」などの配慮をしていますか。 ◇ よくできたところを賞賛するようにしている。 ◇ 間違ったところについて、必ず分かるまで指導している。 ◇ 子ども自身が、できたこと・できなかったことを自己評価する場を設けている。 □ 宿題による努力の結果を補助簿等に記録し、一人一人の興味・関心や能力の程度を継 続的に観察していますか。 □ 宿題の取組で、よかったこと、特徴的なこと、優れた発想などについて、授業で紹介 するようにしていますか。 □ 間違いが多かった問題を授業で取り上げるなど、宿題を「次の授業に生かす」ことに 努めていますか。
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〈ひとこと〉 今後、学校全体の取組として、次のようなシステムづくりを考えてみては、いかがでしょう。 ○ 宿題の効率的な処理の仕方や評価について、職員間でアイデアを出し合うなど。 ○ スクールサポートティーチャーやマイタウンティーチャー等の協力による効率化など。
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