国盗りの攻防が行われた戦国時代。上州には、北条・武田・上杉などの有力大名が相次いで侵略をくり返しました。このなかにあって、西上州の勢力を結集して抵抗を続けたのが長野氏でした。その主城が箕輪城です。
箕輪城は、榛名山東麓の丘陵と白川による自然の要害を利用して構築され、南北900m、東西450m、約20haの面積を有する大城郭でした。御前曲輪・本丸・二の丸・三の丸などの各郭(くるわ)は、深くて大規模な堀で囲まれ、実戦に対応した戦国の城であるころがわかります。
永禄9(1566)年、長野氏が滅ぼされて武田方の城となり、以後、北条、徳川と移った後、慶長3(1598)年に廃城とされました。 |