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【9月】第2回 桐生・みどり地域酒米ほ場現地巡回開催

更新日:2022年10月18日 印刷ページ表示

桐生地区農業指導センター

 桐生地区農業指導センターでは、推進している酒米の面積や生産者が今年度も増加したことから、本年の作付け状況の確認と生産者、実需者、関係機関の連携を促進するため、8月29日にほ場現地巡回を行い、35名が参加しました。

1 ねらいと背景

 桐生みどり地域では、耕作放棄地を未然に防ぐため、実需者との事前契約で安定的に生産、販売できる酒米を取り上げ、作付を推進しています。令和4年度の栽培は7.34ヘクタール9戸(うち1戸は社会福祉法人)となり、品種、生産者、作付面積ともに増加しています。今後も品質、収量の向上を図り、生産から出荷までの円滑な体制づくりを行うためには、栽培方法や品質に関する問題点や課題について、生産者、実需者、関係機関で情報共有し、連携することが重要です。そのため、当地域では昨年度から実需者を含めた関係者によるほ場現地巡回を開催し、顔の見える産地づくりを目指しています。

2 取り組み内容

 ほ場巡回は新里、大間々、東地区から6ほ場3品種(五百万石、舞風、若水)を選定し、以下の内容で行いました。今年度は県内の酒造会社5社が参加し、生産に関する質問も多数出ました。巡回の合間には、生産者が次年度の肥料設計や土づくりについて情報交換する様子や実需者と意見交換している様子が伺えました。
 説明内容:巡回ほ場における耕種概要と栽培のポイント、反省について(生産者)高品位安定栽培に向けた栽植 密度と施肥量試験ほ場概要について、今後の栽培管理及び出荷までの工程について(指導センター、JA)
 参集者:酒米生産組合(桐生市、みどり市)、市および農業委員会(桐生、みどり)、JAにったみどり、全農ぐんま、酒造会社、産業技術センター、指導センター

3 今後の方向

 今後も生産や販売に関する情報を関係者で共有しながら、産地づくりを支援していきます。また、本活動が農家や一般消費者からも注目されるようになってきたことから、耕作放棄地を未然に防ぐ体制づくりの活動についても継続して周知していきます。

現地巡回の画像
現地巡回の様子

営農情報看板を設置の画像
若水(左)と五百万石(右) 営農情報看板を設置