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平成30年度第1回群馬県いじめ再調査委員会開催結果について(H30.7.9開催)

更新日:2018年8月31日 印刷ページ表示

1 開催日時

平成30年7月9日(月曜日) 14時00分~15時30分

2 場所

群馬県庁29階 第1特別会議室

3 出席者

(1)委員

懸川委員長、矢田委員長職務代理者、服部委員、塚田委員、滝澤委員

(2)県

津久井総務部長、大澤総務課長、他総務課4名

4 概要

(1)開会

(2)委嘱状交付

(3)あいさつ

(総務部長)

  • 平成23年の滋賀県大津市のいじめによる中学生の自殺事件を契機として、平成25年にいじめ防止対策推進法が施行された。この法律によって、いじめにより児童生徒に被害が生じたり、長期欠席に至ったと思われる事案が発生した場合には、学校又は学校の設置者が、事実関係などの調査をしっかり行うなど、いじめ事案に組織的に対応することが明確にされた。
  • また、県立学校及び私立学校に関しては、学校等が行った調査結果が知事に報告され、知事は、事実関係が明らかになっていないなどの必要があると判断した場合、第三者委員会を設置し、再調査をすることができることとされた。
  • その再調査を担っていただくのが、本委員会である。本県では、これまで再調査に至った事案はないが、全国では、学校側の調査が不十分であるといった理由で、保護者から再調査の実施を求められ、再調査に至った事案も発生している。
  • 本来であれば、いじめがないことが一番であり、仮にいじめがあったとしても、県教育委員会、私立学校やその設置者がいじめにしっかりと対応し、再調査を実施することがないことがよいと思っているが、こうした状況を踏まえ、県としても、再調査を実施することとなった際に、迅速に対応できる体制を構築していきたいと考え、皆様に委員就任をお願いしたところである。
  • 大澤知事も、悲惨ないじめから「子どもの命を守ること」の大切さを常に言っていて、本委員会が被害児童生徒やその保護者の方にとって、最後の砦になるものだと考えている。
  • 本日は、第1回目の委員会であり、いじめ防止対策関係の制度概要を説明するとともに、再調査を行うこととなった場合の手続き等を議論していただく予定である。委員の皆様には、それぞれの御経験を踏まえ、専門的な立場から様々な御意見をいただきたいと考えている。

(4)自己紹介

(5)議事

ア 委員長の選任等について

  • 委員の互選により、懸川委員を委員長に選任した。
  • 懸川委員長により、矢田委員が委員長職務代理者に指名された。
  • 懸川委員長から挨拶があった。

(懸川委員長)

  • 再調査委員会が開催されないことが、深刻ないじめ事案の発生がないという意味では、群馬の教育にとってはよいことであるが、万が一、本委員会を開催することとなった場合は、委員の皆様と力を合わせていきたいと思うので、よろしくお願いする。

イ 運営要綱及び傍聴規程の制定について

  • 事務局から、資料2及び資料3に基づき、説明した。
  • 群馬県いじめ再調査委員会運営要綱及び群馬県いじめ再調査委員会傍聴規程については、事務局案のとおり、異議なく了承された。

<議事の一部非公開>

  • 以降の議事に先立ち、懸川委員長から、議事(4)「いじめ再調査の実施方法等について」においては、具体的ないじめの事例を踏まえて議事を進めることから、群馬県いじめ再調査委員会運営要綱第3条第2号の規定に基づき非公開で行いたい旨の発議があり、全委員賛成で決定した。

ウ いじめ防止対策関係の制度概要について

  • 事務局から、資料4に基づき説明した。

【主な意見等】

(滝澤委員)

  • 資料4別添1にある並行調査は、この委員会が実施するということか。

(総務課長)

  • 並行調査については法律には規定されていないが、条例第13条第2項の規定のとおり、再調査委員会に並行調査をお願いすることになる。

(服部委員)

  • 並行調査や再調査は知事が必要と認める場合に実施するとあるが、他県では具体的にどのような場合に実施しているのか。

(総務課)

  • 並行調査については、事案があるとは聞いていない。再調査については、学校又は学校の設置者である教育委員会等がまずは調査を行うが、その調査に被害児童生徒側が納得がいかずに再調査を実施している例がある。具体的な事例については、新聞記事を机上配付した。

(総務課長)

  • 基本的には、学校や学校設置者が調査を行う。その中でも、事態が重く、マスコミにも取り上げられ、調査も進まないという状況になった場合に、学校等の調査と併せて、並行調査を実施する必要があると思う。事案的には少なく、レアケースになると思うが、再調査を基本としつつも、並行調査を実施する場合も想定しているところである。

<非公開審議>

  • ここで、懸川委員長から、議事(4)「いじめ再調査の実施方法等について」は、審議を非公開で行う旨の発言があった。

エ いじめ再調査の実施方法等について

非公開

(6)その他

  • 事務局から、次回開催予定について、再調査等の事案がなければ、年1回程度、開催する予定であることを連絡した。

(7)閉会

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