本文
【見どころ】四季の花木/平成29年10月19日
更新日:2017年10月19日
印刷ページ表示
ジニア(キク科)
撮影日2017年10月18日
百日草の名前で親しまれています。写真はジニア・リネアリス(ホソバヒャクニチソウ)と呼ばれるタイプで、メキシコを中心とした南北アメリカに自生する1年草です。7月ごろからオレンジや白の花を咲かせ始めますが、緑化センターでは10月に入り、いっそう色鮮やかになってきました。
ガマズミ(レンプクソウ科)
撮影日2017年10月18日
高さ2~3メートル程度の低木で、5~6月に白くて細かい花を枝先にたくさん咲かせます。秋には5ミリメートルほどの濃紅色で艶のある実をつけ、生食できるほか、ジュースや果実酒などにも利用されます。この実は鳥たちの好物でもあり、緑化センターでは「野鳥の森」のエリアに植栽してあります。
モッコク(モッコク科)
撮影日2017年10月18日
モチノキなどと共に庭木の王とも呼ばれ、年月を経た木はとても風格があります。初夏に黄白色の芳香のある花を咲かせ、秋にはリンゴを思わせるような1センチメートルほどの実をつけます。この実は熟すと自然に果皮が裂けて濃赤色の種子が顔をのぞかせます。木材としても優秀で、沖縄の首里城正殿にも使用されているそうです。