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【見どころ】四季の花木(3月)/平成30年3月19日
更新日:2018年3月19日
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サンシュユ(ミズキ科)
撮影日2018年3月14日
撮影日2018年3月14日
漢字では「山茱萸」と標記し、中国や朝鮮半島が原産で日本には江戸時代に渡来しました。「茱萸」はグミのことを指し、秋にはグミに似た赤い実をつけます。
マンサクやダンコウバイと並んで早春を代表する黄色い花の仲間で、ハルコガネバナの別名があります。
ダンコウバイ(クスノキ科)
撮影日2018年3月14日
撮影日2018年3月14日
漢字では「壇香梅」と表記しますが「壇香」はビャクダンの漢名だそうです。楊枝にすることでお馴染みのクロモジに近い仲間で、樹皮を削ると芳香があります。
葉が出る前にボリュームのある明るい黄色の花をつけるため、林の中でよく目立ちます。緑化センターでは、サンシュユにやや遅れて咲きます。
トサミズキ(マンサク科)
撮影日2018年3月14日
撮影日2018年3月14日
高知県(土佐)の蛇紋岩地帯が原産であることからこの名が付きました。
これも、黄色い花をつける花木で、庭木として広く植栽されています。マンサク科に分類されますが、マンサクの花とはずいぶん違った雰囲気の花です。緑化センターでは3月の中旬頃から咲き始めます。