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「六合の花」の新規参入者受入れ体制整備の活動

更新日:2017年4月25日 印刷ページ表示

中之条町六合地区の「六合の花」産地では、担い手確保のため他地域からの新規参入者の受入れ体制整備を平成27年度から進めています。この度、この活動で六合地区での就農を希望していた研修生が、4月から就農しました。

1 ねらいと背景

 中之条町六合地区では、定年帰農者等を中心に栽培される「六合の花」の産地が形成されていますが、担い手の高齢化による規模縮小や生産中止、また、新規栽培者の減少により、将来の産地維持が危惧される状況となっています。
 そこで、普及指導課では27年度から中之条町役場、生産組織等と連携し、産地の維持発展のため、外部からの新規参入者を受入れる体制づくりに取り組んでいます。

2 取り組み内容

(1)中之条町農業担い手受入れ協議会への支援

平成27年度は、就農フェアへのの出展や、体験研修会、研修会を開催しました。その結果、就農に向けて本格的な研修の希望者が3組4名となり、「中之条町農業担い手受入れ協議会」を組織して、研修生を受入れることとなりました。
 平成28年度は、研修生への支援と、就農フェアへの出展等を行いました。11月12日の就農フェアには、六合地区の花き生産者だけでなく、中之条地区の若手生産者が加わるなど、新規参入者を受け入れる活動が地域全体に広がってきています。その後、3月25から26日に体験研修会を行い、3名の参加者がありました。

(2)研修生への支援

 平成28年4月から、就農に向けた研修が始まるのにあわせ、就農計画の作成や青年就農給付金(準備型)受給のための支援を行いました。また、就農予定地域での説明会や、研修開始式、地域での歓迎会を行い地域全体で研修生を受け入れる体制を整えました。
 技術面では、平成28年度は研修生を集めた研修会を5回と月2から3回の定期巡回を行い、農家での研修と併せて、情報提供を行っています。
1年で研修を終え就農予定の夫妻については、3月の農業委員会で農地の貸借が認められ4月1日から、晴れて就農することができました。

3 今後の方向

 4月からの就農者には、経営開始型の受給に向けて、経営計画の作成支援や、技術面の支援を行っていきます。また、他の2名の研修生も就農時期に合わせ指導を継続します。
 中之条町農業担い手受入れ協議会は、町全体で受け入れる体制となれるよう、関係機関と連携して体制整備を進めていく予定です。

体験研修の様子写真
体験研修の様子

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